問題文・正答は一般財団法人日本ガス機器検査協会(JIA)が公表した試験問題・正答によります。各選択肢の正誤判定と解説は当サイトが作成したものです。
問1
法令で規定されている用語の定義に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- (イ) 「ガス小売事業」とは、小売供給を行う事業(一般ガス導管事業、簡易ガス事業及びガス製造事業に該当する部分を除く。)をいう。
- (ロ) 「低圧」とは、ガスによる圧力であって、10kPa未満の圧力をいう。
- (ハ) 「小売供給」とは、一般の需要に応じ導管によりガスを供給すること(特定ガス発生設備においてガスを発生させ、導管によりこれを供給するものにあっては、一の団地内におけるガスの供給地点の数が70以上のものに限る。)をいう。
- (ニ) 「特定導管」とは、特定ガス発生設備から供給される導管をいう。
- (ホ) 「ガス用品」とは、主として一般消費者等がガスを消費する場合に用いられる機械、器具又は材料であって、政令で定めるものをいう。
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🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)(ハ、ホ)。組合せの根拠は下記 各設問の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(イ) ⚠ 誤っている
「ガス小売事業」とは、小売供給を行う事業(一般ガス導管事業、簡易ガス事業及びガス製造事業に該当する部分を除く。)をいう。
→ 正しくは: 特定ガス導管事業
💡 ガス事業法2条2項:ガス小売事業=小売供給を行う事業(一般ガス導管事業、特定ガス導管事業及びガス製造事業に該当する部分を除く)。「簡易ガス事業」は平成29年4月の改正で廃止された旧区分。
(ロ) ⚠ 誤っている
「低圧」とは、ガスによる圧力であって、10kPa未満の圧力をいう。
→ 正しくは: 0.1MPa未満
💡 施行規則1条2項:高圧=1MPa以上、中圧=0.1MPa以上1MPa未満、低圧=0.1MPa未満。
(ハ) ✓ 正しい
「小売供給」とは、一般の需要に応じ導管によりガスを供給すること(特定ガス発生設備においてガスを発生させ、導管によりこれを供給するものにあっては、一の団地内におけるガスの供給地点の数が70以上のものに限る。)をいう。
💡 ガス事業法2条1項の「小売供給」の定義どおり(特定ガス発生設備による供給は一の団地内70地点以上)。
(ニ) ⚠ 誤っている
「特定導管」とは、特定ガス発生設備から供給される導管をいう。
→ 正しくは: 12A又は13Aのガスを供給する導管であって、内径・圧力・構外の総延長が一定規模以上のもの等
💡 施行規則1条2項八号:「特定導管」は12A・13Aのガスを供給する導管で、内径・圧力・製造所等の構外の総延長が一定以上のもの(例:内径200mm以上・0.5MPa以上・構外2km超)等。特定ガス発生設備から供給する導管ではない。
(ホ) ✓ 正しい
「ガス用品」とは、主として一般消費者等がガスを消費する場合に用いられる機械、器具又は材料であって、政令で定めるものをいう。
💡 ガス事業法137条1項の「ガス用品」の定義どおり。
問2
次のガス事故のうち、ガス事故詳報を経済産業大臣に報告することが法令で規定されているものはいくつあるか。
ただし、台風、高潮、洪水、津波、地震その他の自然災害又は火災による広範囲の地域にわたるガス工作物の損壊事故、製造支障事故又は供給支障事故であって、経済産業大臣が指定するものを除く。
- (イ) 工事中のガス工作物(ガス栓を除く。)の欠陥により人が死亡した事故
- (ロ) ガス工作物(ガス栓を除く。)を操作したことにより人が負傷した事故
- (ハ) 供給支障戸数が300の供給支障事故
- (ニ) ガス工作物(ガス栓を除く。)の欠陥により、一般公衆に対し、交通の困難を招来した事故
- (ホ) ガス栓の欠陥によりガス栓から漏えいしたガスに引火することにより、発生した負傷事故
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🎯 正解: (1)
⚖️ 法改正の注意(2026年10月時点)
- (ハ) 出題時(平成30年)の報告規則では、供給支障戸数30以上500未満の事故が所轄産業保安監督部長への速報・詳報の対象だった。2023年3月31日施行の改正で下限が100戸に引き上げられた。300戸は今も同じ区分で、経済産業大臣への詳報(500戸以上)に当たらない点も変わらない。正答は出題時の公式発表どおり。
改正:ガス関係報告規則の一部を改正する省令(令和5年経済産業省令第16号)、2023年3月31日施行
📝 解答・解説
正解は (1)。正しいものは1つ。下記 各設問の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(イ) ✓ 問いにあてはまる
工事中のガス工作物(ガス栓を除く。)の欠陥により人が死亡した事故
💡 ガス関係報告規則4条の表二号:工事中のガス工作物の欠陥等による死亡事故は、速報・詳報とも「経済産業大臣及び所轄産業保安監督部長」へ。
(ロ) - あてはまらない
ガス工作物(ガス栓を除く。)を操作したことにより人が負傷した事故
→ 補足: 詳報の報告先は所轄産業保安監督部長(経済産業大臣ではない)
💡 報告規則4条の表五号:負傷事故は速報・詳報が必要だが、報告先は所轄産業保安監督部長。問われているのは「経済産業大臣に」詳報する事故。
(ハ) - あてはまらない
供給支障戸数が300の供給支障事故
→ 補足: 詳報の報告先は所轄産業保安監督部長(大臣へは500戸以上)
💡 報告規則4条の表七号(出題時):供給支障戸数30以上500未満は所轄産業保安監督部長へ。大臣へ報告するのは三号の500戸以上。
(ニ) - あてはまらない
ガス工作物(ガス栓を除く。)の欠陥により、一般公衆に対し、交通の困難を招来した事故
→ 補足: 詳報の報告先は所轄産業保安監督部長
💡 報告規則4条の表十三号(出題時):避難・家屋の破壊・交通の困難等を招来した事故は詳報のみで、報告先は所轄産業保安監督部長。
(ホ) - あてはまらない
ガス栓の欠陥によりガス栓から漏えいしたガスに引火することにより、発生した負傷事故
→ 補足: 詳報の報告先はガス栓の設置場所を管轄する産業保安監督部長
💡 報告規則4条の表十五号(出題時):ガス栓の欠陥による引火の負傷・物損事故は速報・詳報が必要だが、報告先はガス栓の設置場所を管轄する産業保安監督部長。
問3
法令で規定されている保安規程及びガス主任技術者に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- (1) ガス小売事業者は、ガス小売事業の用に供するガス工作物の工事、維持及び運用に関する保安を確保するため、経済産業省令で定めるところにより、保安規程を定め、事業の開始後遅滞なく、経済産業大臣に届け出なければならない。
- (2) 特定ガス発生設備においてガスを発生させ導管によりこれを供給するガス小売事業者は、保安規程に「導管の工事現場の責任者の条件その他導管の工事現場における保安監督体制に関すること。」を定めるものとする。
- (3) ガス小売事業者は、保安規程を変更するときは、その変更前に、変更する事項を経済産業大臣に届け出なければならない。
- (4) 丙種ガス主任技術者免状の交付を受けている者がその保安について監督をすることができる範囲は、特定ガス工作物及び当該特定ガス工作物に係るガス工作物の工事、維持及び運用である。
- (5) ガス小売事業の用に供するガス工作物の工事、維持又は運用に従事する者は、ガス主任技術者がその保安のためにする指示に従わなければならない。ただし、経済産業省令で定める軽微な工事であるときは、この限りでない。
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🎯 正解: (4)
⚖️ 法改正の注意(2026年10月時点)
- (1)・(3) 出題時(平成30年)は、保安規程を定め・変更したときはすべての事業者に届出が必要だった。2023年12月21日施行の改正で『認定高度保安実施者』の制度ができ、認定を受けた事業者は届出が要らない(保安規程を保存し、求められたら提出する。ガス事業法34条の9ほか)。一般の事業者については今も記述のとおりで、この記述の正誤は変わらない。正答は出題時の公式発表どおり。
改正:高圧ガス保安法等の一部を改正する法律(令和4年法律第74号)、2023年12月21日施行
📝 解答・解説
正解は (4)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ⚠ 誤っている
ガス小売事業者は、ガス小売事業の用に供するガス工作物の工事、維持及び運用に関する保安を確保するため、経済産業省令で定めるところにより、保安規程を定め、事業の開始後遅滞なく、経済産業大臣に届け出なければならない。
→ 正しくは: 事業の開始前に
💡 ガス事業法24条1項:保安規程は事業(自主検査を伴うものはその工事)の開始前に届け出る。
(2) ⚠ 誤っている
特定ガス発生設備においてガスを発生させ導管によりこれを供給するガス小売事業者は、保安規程に「導管の工事現場の責任者の条件その他導管の工事現場における保安監督体制に関すること。」を定めるものとする。
→ 正しくは: を定める必要はない
💡 施行規則24条1項:特定ガス発生設備でガスを発生させ導管で供給する小売供給を行う者は、その供給に係る七号(導管の工事現場の保安監督体制)・八号(他工事の際の導管の保安)を定める事項から除かれる。
(3) ⚠ 誤っている
ガス小売事業者は、保安規程を変更するときは、その変更前に、変更する事項を経済産業大臣に届け出なければならない。
→ 正しくは: 変更したときは、遅滞なく、変更した事項を
💡 ガス事業法24条2項:保安規程を変更したときは、遅滞なく、変更した事項を届け出る(事前届出ではない)。
(4) ✓ 正しい
丙種ガス主任技術者免状の交付を受けている者がその保安について監督をすることができる範囲は、特定ガス工作物及び当該特定ガス工作物に係るガス工作物の工事、維持及び運用である。
💡 施行規則30条の表:丙種ガス主任技術者免状で監督できるのは「特定ガス工作物及び当該特定ガス工作物に係るガス工作物の工事、維持及び運用」。
(5) ⚠ 誤っている
ガス小売事業の用に供するガス工作物の工事、維持又は運用に従事する者は、ガス主任技術者がその保安のためにする指示に従わなければならない。ただし、経済産業省令で定める軽微な工事であるときは、この限りでない。
→ 正しくは: (ただし書はない)
💡 ガス事業法30条2項:工事・維持・運用に従事する者は、ガス主任技術者の保安のための指示に従わなければならない。軽微な工事の例外はない。
問4
法令で規定されている定期自主検査及び使用前検査に関する次の記述のうち、いずれも誤っているものの組合せはどれか。
- (イ) 特定ガス発生設備の気化装置(気化したガスの出口部分の最高使用圧力が高圧のものに限る。電気事業法が適用されるものを除く。)は、定期自主検査の対象である。
- (ロ) 定期自主検査の結果の記録は、3年間保存するものとする。
- (ハ) 経済産業省令で定める使用前検査の対象のガス工作物であっても試験のために使用する場合は、使用前検査を受けなくてもそのガス工作物を使用することができる。ただし、そのガス工作物に係るガスを使用者に供給する場合にあっては、当該ガス工作物の使用の方法を変更するごとにガスの熱量等を測定して供給する場合に限る。
- (ニ) 特定ガス発生設備の設置場の屋根の位置の変更は、使用前検査の対象外である。
- (ホ) 特定製造所に属する集合装置の改造であって、能力の変更を伴うものは、使用前検査の対象である。
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🎯 正解: (3)
⚖️ 法改正の注意(2026年10月時点)
- 出題時(平成30年)は、使用前検査と定期自主検査がすべての事業者に同じ形で求められていた。2023年12月21日施行の改正で『認定高度保安実施者』の制度ができ、認定を受けた事業者は登録機関の使用前検査に代えて自主検査でよく、定期自主検査も『定期に』でなく省令の方法で行う(ガス事業法34条の12・34条の13ほか)。一般の事業者については今も記述のとおりで、この記述の正誤は変わらない。正答は出題時の公式発表どおり。
改正:高圧ガス保安法等の一部を改正する法律(令和4年法律第74号)、2023年12月21日施行
📝 解答・解説
正解は (3)(ロ、ニ)。組合せの根拠は下記 各設問の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(イ) ✓ 正しい
特定ガス発生設備の気化装置(気化したガスの出口部分の最高使用圧力が高圧のものに限る。電気事業法が適用されるものを除く。)は、定期自主検査の対象である。
💡 施行規則48条1項一号:定期自主検査の対象から除かれるのは、LPガスを気化する設備のうち出口部分の最高使用圧力が高圧でないもの。出口が高圧の気化装置は対象。
(ロ) ⚠ 誤っている
定期自主検査の結果の記録は、3年間保存するものとする。
→ 正しくは: 5年間保存
💡 施行規則50条2項:定期自主検査の結果の記録は5年間保存。
(ハ) ✓ 正しい
経済産業省令で定める使用前検査の対象のガス工作物であっても試験のために使用する場合は、使用前検査を受けなくてもそのガス工作物を使用することができる。ただし、そのガス工作物に係るガスを使用者に供給する場合にあっては、当該ガス工作物の使用の方法を変更するごとにガスの熱量等を測定して供給する場合に限る。
💡 施行規則45条一号:試験のために使用する場合(使用者に供給するときは使用方法の変更ごとに熱量等を測定)は使用前検査なしで使用できる(乙種H30問4ハと同じ記述)。
(ニ) ⚠ 誤っている
特定ガス発生設備の設置場の屋根の位置の変更は、使用前検査の対象外である。
→ 正しくは: 使用前検査の対象である
💡 施行規則別表第一:特定製造所の「特定ガス発生設備の設置場の屋根又は障壁」は、設置・構造の変更を伴う改造・位置の変更が工事計画と使用前検査の対象。
(ホ) ✓ 正しい
特定製造所に属する集合装置の改造であって、能力の変更を伴うものは、使用前検査の対象である。
💡 施行規則別表第一:集合装置の能力の変更を伴う改造は使用前検査の対象。
問5
技術基準で規定されている特定製造所に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
なお、この特定製造所のガス工作物は不活性のガス(空気を含む。)又は不活性の液化ガスのみを通ずるものではないものとする。
- (1) 特定製造所には、構内に公衆がみだりに立ち入らないよう、適切な措置を講じなければならない。ただし、周囲の状況により公衆が立ち入るおそれがない場合は、この限りでない。
- (2) 特定製造所には、緊急時に迅速な通信を確保するため、適切な通信設備を設けなければならない。
- (3) 特定製造所に設置するガス若しくは液化ガスを通ずるガス工作物には、その規模に応じて、適切な防消火設備を適切な箇所に設けなければならない。
- (4) ガス又は液化ガスを通ずるガス工作物を設置する特定製造所の室は、これらのガス又は液化ガスが漏えいしたとき滞留しない構造でなければならない。
- (5) 特定製造所に設置するガス若しくは液化ガスを通ずるガス工作物の付近に設置する電気設備は、その設置場所の状況及び当該ガス又は液化ガスの種類に応じた防爆性能を有するものでなければならない。
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🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
特定製造所には、構内に公衆がみだりに立ち入らないよう、適切な措置を講じなければならない。ただし、周囲の状況により公衆が立ち入るおそれがない場合は、この限りでない。
💡 技術基準4条1項どおり(製造所に特定製造所も含まれる)。
(2) ⚠ 誤っている
特定製造所には、緊急時に迅速な通信を確保するため、適切な通信設備を設けなければならない。
→ 正しくは: 製造所(特定製造所を除く。)、供給所及び導管を管理する事業場には
💡 技術基準5条:保安通信設備の義務は「製造所(特定製造所を除く。)」等。特定製造所には課されていない。
(3) ✓ 正しい
特定製造所に設置するガス若しくは液化ガスを通ずるガス工作物には、その規模に応じて、適切な防消火設備を適切な箇所に設けなければならない。
💡 技術基準8条どおり。
(4) ✓ 正しい
ガス又は液化ガスを通ずるガス工作物を設置する特定製造所の室は、これらのガス又は液化ガスが漏えいしたとき滞留しない構造でなければならない。
💡 技術基準9条(ガスの滞留防止)どおり。
(5) ✓ 正しい
特定製造所に設置するガス若しくは液化ガスを通ずるガス工作物の付近に設置する電気設備は、その設置場所の状況及び当該ガス又は液化ガスの種類に応じた防爆性能を有するものでなければならない。
💡 技術基準10条(防爆)どおり。
問6
技術基準で規定されているガス工作物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) ガス工作物のガス又は液化ガスを通ずる部分であって、内面に零Paを超える圧力を受ける部分の溶接された部分は、溶込みが十分で、溶接による割れ等で有害な欠陥がなく、かつ、設計上要求される強度以上の強度でなければならない。
- (2) 特定ガス発生設備であって、最高使用圧力が中圧のもののうち、過圧が生ずるおそれのあるものには、その圧力を逃すために適切な安全弁を設けなければならない。この場合において、当該安全弁は、作動時に安全弁から吹き出されるガスによる障害が生じないよう施設しなければならない。
- (3) ガス発生設備(移動式ガス発生設備を除く。)には、ガス又は液化ガスを通ずる設備の損傷を防止するため使用の状態を計測又は確認できる適切な装置を設けなければならない。
- (4) 製造所に設置する遮断装置には、誤操作を防止し、かつ、確実に操作することができる措置を講じなければならない。
- (5) 製造設備を安全に停止させるのに必要な装置その他の製造所(特定製造所を除く。)の保安上重要な設備には、停電等により当該設備の機能が失われることのないよう適切な措置を講じなければならない。
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
ガス工作物のガス又は液化ガスを通ずる部分であって、内面に零Paを超える圧力を受ける部分の溶接された部分は、溶込みが十分で、溶接による割れ等で有害な欠陥がなく、かつ、設計上要求される強度以上の強度でなければならない。
💡 技術基準16条1項(溶接部分)どおり。
(2) ✓ 正しい
特定ガス発生設備であって、最高使用圧力が中圧のもののうち、過圧が生ずるおそれのあるものには、その圧力を逃すために適切な安全弁を設けなければならない。この場合において、当該安全弁は、作動時に安全弁から吹き出されるガスによる障害が生じないよう施設しなければならない。
💡 技術基準17条:中圧のガス発生設備(容器)で過圧が生ずるおそれのあるものには安全弁。吹き出すガスで障害が生じないよう施設する。
(3) ✓ 正しい
ガス発生設備(移動式ガス発生設備を除く。)には、ガス又は液化ガスを通ずる設備の損傷を防止するため使用の状態を計測又は確認できる適切な装置を設けなければならない。
💡 技術基準18条1項どおり。
(4) ✓ 正しい
製造所に設置する遮断装置には、誤操作を防止し、かつ、確実に操作することができる措置を講じなければならない。
💡 技術基準20条1項どおり。
(5) ⚠ 誤っている
製造設備を安全に停止させるのに必要な装置その他の製造所(特定製造所を除く。)の保安上重要な設備には、停電等により当該設備の機能が失われることのないよう適切な措置を講じなければならない。
→ 正しくは: 製造所及び供給所
💡 技術基準21条(保安電力等):「製造所及び供給所」の保安上重要な設備が対象で、特定製造所を除外していない。
問7
技術基準で規定されている付臭措置及び気化装置に関する次の記述について、[ ]の中の(イ)〜(ニ)にあてはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
ガスの使用者に供給されるガスは、容易に臭気によるガスの感知ができるように付臭されていなければならない。ただし、[(イ)]のガス圧力により大口供給の用に供されるもの及びガスの空気中の混合容積比率が[(ロ)]である場合に臭気の有無が感知できるものにあっては、この限りでない。
[(ハ)]で加熱する構造の液化ガス(不活性のものを除く。)を気化する装置であって、加熱部の[(ハ)]が[(ニ)]するおそれのあるものには、これを防止する措置を講じなければならない。
| (イ) | (ロ) | (ハ) | (ニ) | |
|---|---|---|---|---|
| (1) | 中圧以上 | 1/1000 | 蒸気 | 凍結 |
| (2) | 中圧以上 | 1/100 | 温水 | 凍結 |
| (3) | 低圧 | 1/1000 | 蒸気 | 凝縮 |
| (4) | 中圧以上 | 1/1000 | 温水 | 凍結 |
| (5) | 低圧 | 1/100 | 蒸気 | 凝縮 |
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🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)。空欄に当てはまる語句は次のとおり。
- (イ) 中圧以上 … 技術基準22条:中圧以上のガス圧力により行う大口供給の用に供するものは付臭不要
- (ロ) 1/1000 … 22条:ガスの空気中の混合容積比率が1/1000で臭気の有無が感知できるものは付臭不要
- (ハ) 温水 … 31条2項:温水で加熱する構造の気化装置
- (ニ) 凍結 … 31条2項:加熱部の温水が凍結するおそれのあるものは凍結防止措置
問8
技術基準で規定されている特定ガス発生設備に関する次の記述のうち、いずれも誤っているものの組合せはどれか。
- (イ) 特定ガス発生設備(容器に附属する気化装置内においてガスを発生させるものを除く。)の集合装置の部分には一の系統の容器から発生するガスの圧力が供給に支障のある圧力以下に低下した場合、自動的に他の系統の容器からガスが発生する装置を設けること。ただし、特定製造所において容器に充てんすることができる特定ガス発生設備であって、当該容器の液化ガス量を確認できる装置を設けたものは、この限りでない。
- (ロ) 容器に附属する気化装置内においてガスを発生させる特定ガス発生設備の容器の部分には、当該容器内の液化ガスの温度を確認することができる装置を設けなければならない。
- (ハ) 容器に附属する気化装置内においてガスを発生させる特定ガス発生設備であって当該気化装置を電源によって操作するものは、自家発電機その他の操作用電源が停止した際にガスの供給を遮断するための装置を設けなければならない。
- (ニ) 特定ガス発生設備には、容器の腐食及び転倒並びに容器のバルブの損傷を防止する適切な措置を講じなければならない。
- (ホ) 容器又は容器の設置場所には、容器内の圧力が異常に上昇しないよう適切な温度に維持できる適切な措置を講じなければならない。
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)(ロ、ハ)。組合せの根拠は下記 各設問の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(イ) ✓ 正しい
特定ガス発生設備(容器に附属する気化装置内においてガスを発生させるものを除く。)の集合装置の部分には一の系統の容器から発生するガスの圧力が供給に支障のある圧力以下に低下した場合、自動的に他の系統の容器からガスが発生する装置を設けること。ただし、特定製造所において容器に充てんすることができる特定ガス発生設備であって、当該容器の液化ガス量を確認できる装置を設けたものは、この限りでない。
💡 技術基準41条1項(本文・二号・ただし書)どおり。
(ロ) ⚠ 誤っている
容器に附属する気化装置内においてガスを発生させる特定ガス発生設備の容器の部分には、当該容器内の液化ガスの温度を確認することができる装置を設けなければならない。
→ 正しくは: 液化ガスの量
💡 技術基準41条2項:容器内の液化ガスの量を確認できる装置。
(ハ) ⚠ 誤っている
容器に附属する気化装置内においてガスを発生させる特定ガス発生設備であって当該気化装置を電源によって操作するものは、自家発電機その他の操作用電源が停止した際にガスの供給を遮断するための装置を設けなければならない。
→ 正しくは: ガスの供給を維持するための装置
💡 技術基準42条:操作用電源が停止した際にガスの供給を維持する装置(遮断ではない)。
(ニ) ✓ 正しい
特定ガス発生設備には、容器の腐食及び転倒並びに容器のバルブの損傷を防止する適切な措置を講じなければならない。
💡 技術基準43条1項どおり。
(ホ) ✓ 正しい
容器又は容器の設置場所には、容器内の圧力が異常に上昇しないよう適切な温度に維持できる適切な措置を講じなければならない。
💡 技術基準43条2項どおり。
問9
技術基準で規定されているガス工作物の材料、構造等及び溶接部分に関する次の記述について、[ ]の中の(イ)〜(ニ)にあてはまる語句の組合せとして最も適切なものはどれか。
集合装置の主要材料は、最高使用温度及び最低使用温度において材料に及ぼす化学的及び物理的影響に対し、設備の種類、規模に応じて安全な[(イ)]を有するものでなければならない。
ガス事業法施行令第1条に規定する容器の構造は、供用中の[(ロ)]並びに最高使用温度及び最低使用温度における最高使用圧力に対し、設備の種類、規模に応じて適切な構造でなければならない。
液化ガスを通ずる内径[(ハ)]mm以上の配管を溶接する場合は、適切な[(ニ)]等により適切な溶接施工方法等であることをあらかじめ確認したものによらなければならない。
| (イ) | (ロ) | (ハ) | (ニ) | |
|---|---|---|---|---|
| (1) | 強度 | 衝撃 | 150 | 機械試験 |
| (2) | 強度 | 荷重 | 150 | 気密試験 |
| (3) | 機械的性質 | 荷重 | 150 | 機械試験 |
| (4) | 強度 | 衝撃 | 100 | 気密試験 |
| (5) | 機械的性質 | 衝撃 | 100 | 機械試験 |
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。空欄に当てはまる語句は次のとおり。
- (イ) 機械的性質 … 技術基準14条(五号 集合装置及び連結配管):安全な機械的性質を有するもの
- (ロ) 荷重 … 15条1項四号(令1条の容器):供用中の荷重並びに最高使用温度及び最低使用温度における最高使用圧力に対し
- (ハ) 150 … 16条2項二号:配管(内径150mm以上)であって液化ガスを通ずるもの
- (ニ) 機械試験 … 16条2項:適切な機械試験等により溶接施工方法等をあらかじめ確認
問10
技術基準で規定されているガス遮断装置に関する次の記述について、[ ]の中の(1)〜(5)の語句のうち誤っているものはどれか。
ガスの使用場所である一般集合住宅にガスを供給する導管であって、最高使用圧力が[(1) 低圧]である内径70mm(液化石油ガスを原料として発生させ、その成分に変更を加えることなく供給するガスを通ずるものにあっては、[(2) 40mm])以上の導管には、危急の場合にガスを速やかに遮断することができる適切な装置を適切な場所に設けなければならない。
ガスの使用場所である地下室、地下街、その他地下であってガスが[(3) 充満]するおそれのある場所(以下「地下室等」という。)にガスを供給する導管には、その[(4) 地下室等の付近]の適切な場所に、危急の場合に当該地下室等へのガスの供給を[(5) 地上から]速やかに遮断することができる適切な装置を設けなければならない。
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🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
低圧
💡 技術基準49条3項三号:最高使用圧力が低圧の内径70mm以上の導管で供給する建物(現行条文は「建物」と規定)。
(2) ⚠ 誤っている
40mm
→ 正しくは: 45mm
💡 技術基準49条3項三号:LPガスを原料として発生させ成分を変えずに供給するガスを通ずるものは内径45mm以上。
(3) ✓ 正しい
充満
💡 49条4項:ガスが充満するおそれのある場所(地下室等)。
(4) ✓ 正しい
地下室等の付近
💡 49条4項:その地下室等の付近の適切な場所に。
(5) ✓ 正しい
地上から
💡 49条4項:地上から速やかに遮断できる装置。
問11
ガス事業者の掘削により周囲が露出することとなった導管の防護に関する次の行為のうち、技術基準に適合していないものはどれか。ただし、露出している部分はガスの供給の用に供されているものとする。
- (1) 露出している部分の両端が、地くずれのおそれがない地中に支持されていることを確認した。
- (2) 導管の露出している部分の長さが10mであったので、つり防護や受け防護を行わなかった。
- (3) 露出している曲管がねじ接合であったので、抜出しを防止する措置を講じなかった。
- (4) 導管の露出している部分の長さが10mで、すべての接合部が特定接合であったので、温度の変化による導管の伸縮を吸収する措置や分散する措置を講じなかった。
- (5) 導管の露出している部分の長さが10mであったので、危急の場合に当該部分に流入するガスを速やかに遮断することができる措置を講じなかった。
📖 解答・解説を見る
🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) - あてはまらない
露出している部分の両端が、地くずれのおそれがない地中に支持されていることを確認した。
→ 補足: この行為は技術基準に適合している
💡 技術基準54条一号どおりで、不適合ではない。
(2) ✓ 問いにあてはまる
導管の露出している部分の長さが10mであったので、つり防護や受け防護を行わなかった。
💡 不適合。技術基準54条二号・別表:つり防護・受け防護が不要なのは露出長さが別表の長さ(鋼管溶接で両端堅固なら6.0m、その他は2.5〜5.0m)以下の場合。10mでは防護が必要。
(3) - あてはまらない
露出している曲管がねじ接合であったので、抜出しを防止する措置を講じなかった。
→ 補足: この行為は技術基準に適合している
💡 54条三号ロ:抜出し防止が必要なのは特定接合(溶接・フランジ・融着・ねじ)等以外の接合。ねじ接合なら措置不要。
(4) - あてはまらない
導管の露出している部分の長さが10mで、すべての接合部が特定接合であったので、温度の変化による導管の伸縮を吸収する措置や分散する措置を講じなかった。
→ 補足: この行為は技術基準に適合している
💡 54条四号:伸縮吸収・分散措置が要るのは露出50m超(すべて特定接合なら不要)。10mなら不要。
(5) - あてはまらない
導管の露出している部分の長さが10mであったので、危急の場合に当該部分に流入するガスを速やかに遮断することができる措置を講じなかった。
→ 補足: この行為は技術基準に適合している
💡 54条五号:遮断措置が要るのは露出長さ100m以上の場合。10mなら不要。
問12
技術基準で規定されている道路に埋設されている導管からガス栓までの導管等の漏えい検査に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、この導管等は特定地下街等又は特定地下室等にガスを供給するものではなく、漏えい検知装置は設置されておらず、検査にあたって、導管等が設置されている場所に立ち入ることができるものとする。
- (1) ねじ接合により接合された鋼管(特定管理管を除く。)は、埋設の日以後4年に1回以上の頻度で、漏えい検査を行い、漏えいが認められなかったものでなければならない。
- (2) 屋外において埋設されていない部分は、漏えい検査を要しない。
- (3) 融着により接合されたポリエチレン管を使用している部分は、漏えい検査を要しない。
- (4) 本支管からガス栓までの間に絶縁措置が講じられており、当該絶縁措置が講じられた部分からガス栓までの間でプラスチックにて被覆されている鋼管は、埋設の日以後6年に1回以上の頻度で、漏えい検査を行い、漏えいが認められなかったものでなければならない。
- (5) 漏えい検査を、基準日前3月以内若しくは後1月以内の期間に行った場合にあっては、基準日において当該検査を行ったものとみなす。
📖 解答・解説を見る
🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
ねじ接合により接合された鋼管(特定管理管を除く。)は、埋設の日以後4年に1回以上の頻度で、漏えい検査を行い、漏えいが認められなかったものでなければならない。
💡 技術基準51条2項の表(3):その他の部分は埋設の日以後4年に1回以上。
(2) ✓ 正しい
屋外において埋設されていない部分は、漏えい検査を要しない。
💡 51条2項四号:屋外で埋設されていない部分は検査を要しない。
(3) ✓ 正しい
融着により接合されたポリエチレン管を使用している部分は、漏えい検査を要しない。
💡 51条2項三号:ポリエチレン管を使用している部分は検査を要しない。
(4) ✓ 正しい
本支管からガス栓までの間に絶縁措置が講じられており、当該絶縁措置が講じられた部分からガス栓までの間でプラスチックにて被覆されている鋼管は、埋設の日以後6年に1回以上の頻度で、漏えい検査を行い、漏えいが認められなかったものでなければならない。
💡 51条2項の表(1):絶縁措置からガス栓までのプラスチック被覆部分は6年に1回以上。
(5) ⚠ 誤っている
漏えい検査を、基準日前3月以内若しくは後1月以内の期間に行った場合にあっては、基準日において当該検査を行ったものとみなす。
→ 正しくは: 基準日前4月以内
💡 技術基準51条4項:基準日前4月以内に行えば基準日に行ったものとみなす。基準日の後の猶予はない(乙種H30問12ハと同じ記述)。
問13
法令で規定されているガス用品等に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- (イ) 「特定ガス用品」とは、構造、使用条件、使用状況等からみて特にガスによる災害の発生のおそれが多いと認められるガス用品であって、政令で定めるものをいう。
- (ロ) ガスの消費量が70kWのガス瞬間湯沸器(液化石油ガス用のものを除く。)であって半密閉燃焼式のものは「特定ガス用品」である。
- (ハ) ガスの消費量が21kWのガスストーブ(液化石油ガス用のものを除く。)は「ガス用品」である。
- (ニ) ガス用品の販売の事業を行う者は、経済産業省令で定める基準適合表示が付されているものでなければ、ガス用品を販売し、又は販売の目的で陳列してはならない。ただし、輸入したガス用品は、この限りでない。
- (ホ) 届出事業者は、その製造又は輸入に係るガス用品について、当該ガス用品を販売する時までに、適合性検査を受け、かつ、証明書の交付を受け、これを保存しなければならない。
📖 解答・解説を見る
🎯 正解: (1)
📝 解答・解説
正解は (1)(イ、ロ)。組合せの根拠は下記 各設問の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(イ) ✓ 正しい
「特定ガス用品」とは、構造、使用条件、使用状況等からみて特にガスによる災害の発生のおそれが多いと認められるガス用品であって、政令で定めるものをいう。
💡 ガス事業法137条2項の「特定ガス用品」の定義どおり。
(ロ) ✓ 正しい
ガスの消費量が70kWのガス瞬間湯沸器(液化石油ガス用のものを除く。)であって半密閉燃焼式のものは「特定ガス用品」である。
💡 施行令別表第二:ガス瞬間湯沸器(消費量70kW以下、開放燃焼式・密閉燃焼式・屋外式・LPガス用を除く)=半密閉燃焼式は特定ガス用品。70kWは「以下」に含まれる。
(ハ) ⚠ 誤っている
ガスの消費量が21kWのガスストーブ(液化石油ガス用のものを除く。)は「ガス用品」である。
→ 正しくは: ガスの消費量が19kW以下のガスストーブ
💡 施行令別表第一:ガス用品のガスストーブは消費量19kW以下のもの。21kWはガス用品に当たらない。
(ニ) ⚠ 誤っている
ガス用品の販売の事業を行う者は、経済産業省令で定める基準適合表示が付されているものでなければ、ガス用品を販売し、又は販売の目的で陳列してはならない。ただし、輸入したガス用品は、この限りでない。
→ 正しくは: (輸入品の例外はない)
💡 ガス事業法138条:表示のないガス用品の販売・陳列禁止に輸入品の例外はない(例外は輸出用・特定用途の承認等)。
(ホ) ⚠ 誤っている
届出事業者は、その製造又は輸入に係るガス用品について、当該ガス用品を販売する時までに、適合性検査を受け、かつ、証明書の交付を受け、これを保存しなければならない。
→ 正しくは: その製造又は輸入に係る特定ガス用品について
💡 適合性検査を受け証明書を保存する義務は特定ガス用品のみ(ガス事業法146条)(乙種H30問13ホと同じ記述)。
問14
法令で規定されている消費機器に関する周知、保安業務規程及びガス事業者間の連携協力に関する次の記述について、[ ]の(イ)〜(ニ)にあてはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
ガス小売事業者は、当該ガス小売事業者が供給するガスの使用に伴う危険の発生を防止するため、その供給するガスの使用者に対し、ガスの使用の申込みを受け付けたとき及び[(イ)]に1回(建物区分のうち特定地下室等にあっては、[(ロ)]に1回)以上消費機器の供給するガスに対する適応性に関する事項を記載した書面を配布する。
ガス小売事業者は、経済産業省令で定めるところにより、保安業務規程を定め、その事業の[(ハ)]、経済産業大臣に届け出なければならない。
ガス事業者は、公共の安全の維持又は[(ニ)]の発生の防止に関し、相互に連携を図りながら協力しなければならない。
| (イ) | (ロ) | (ハ) | (ニ) | |
|---|---|---|---|---|
| (1) | 2年 | 1年 | 開始前に | 災害 |
| (2) | 3年 | 2年 | 開始前に | 災害 |
| (3) | 2年 | 1年 | 開始後遅滞なく | 災害 |
| (4) | 3年 | 1年 | 開始前に | 事故 |
| (5) | 3年 | 2年 | 開始後遅滞なく | 事故 |
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🎯 正解: (1)
⚖️ 法改正の注意(2026年10月時点)
- (ロ) 出題時(平成30年)の施行規則では、特定地下室等の使用者への周知は一律に1年に1回以上だった。2024年3月12日施行の改正で、自動ガス遮断装置かガス漏れ警報器があり、基準に合うガス栓が付いた建物は一般と同じ2年に1回以上となる。1年に1回はそれ以外の特定地下室等に限られる。正答は出題時の公式発表どおり。
改正:ガス事業法施行規則の一部を改正する省令(令和6年経済産業省令第13号)、2024年3月12日施行
📝 解答・解説
正解は (1)。空欄に当てはまる語句は次のとおり。
- (イ) 2年 … 施行規則197条二号イ:ガスの使用の申込みを受け付けたとき及び2年に1回以上、書面を配布
- (ロ) 1年 … 同:特定地下街等・特定地下室等(警報器等を設置したものを除く)は1年に1回以上
- (ハ) 開始前に … ガス事業法160条1項:保安業務規程は事業の開始前に届け出る
- (ニ) 災害 … ガス事業法163条:公共の安全の維持又は災害の発生の防止に関し、相互に連携を図りながら協力
問15
消費機器の技術上の基準で規定されている燃焼器(屋内に設置するものに限り、密閉燃焼式のものを除く。)に関する次の記述について、[ ]の中の(イ)〜(ホ)にあてはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
ガスの消費量が[(イ)]を超えるガス瞬間湯沸器(暖房兼用のものを[(ロ)]。)には、当該燃焼器に接続して[(ハ)]を設けること。ただし、当該燃焼器の[(ニ)]その他の理由によりこれによることが困難な場合において、当該燃焼器のための[(ホ)]を設けるときは、この限りでない。
| (イ) | (ロ) | (ハ) | (ニ) | (ホ) | |
|---|---|---|---|---|---|
| (1) | 7kW | 除く | 排気筒 | 材料 | 換気警報器 |
| (2) | 12kW | 含む | 給気筒 | 構造上 | 排気フード |
| (3) | 7kW | 含む | 給気筒 | 材料 | 排気フード |
| (4) | 12kW | 除く | 排気筒 | 材料 | 換気警報器 |
| (5) | 12kW | 含む | 排気筒 | 構造上 | 排気フード |
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。空欄に当てはまる語句は次のとおり。
- (イ) 12kW … 施行規則202条一号ロ:ガス瞬間湯沸器(ガスの消費量が12kWを超えるもの)
- (ロ) 含む … 同:暖房兼用のものを含み
- (ハ) 排気筒 … 202条一号:当該燃焼器に接続して排気筒を設けること
- (ニ) 構造上 … 同ただし書:当該燃焼器の構造上その他の理由によりこれによることが困難な場合
- (ホ) 排気フード … 同ただし書:当該燃焼器のための排気フードを設けるときは、この限りでない
問16
「特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律」等に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- (イ) この法律は、特定ガス消費機器の設置又は変更の工事に伴う作業時の災害の発生を防止するため、これらの工事の事業を行う者の工事の監督に関する義務等を定めることを目的とする。
- (ロ) 特定工事の監督は、特定工事の施工場所において、特定工事の作業を監督することにより行う。ただし、作業内容を書面等で確認できる場合は、この限りでない。
- (ハ) 液化石油ガス設備士の資格を有する者は、特定工事の監督に従事できる。
- (ニ) 講習修了資格者等は、毎年、特定工事に係るガスによる災害の発生の防止に関する講習を受けなければならない。
- (ホ) ガス消費機器設置工事監督者の資格を有する者が、自ら特定工事を行うときは、資格証を携帯していなければならない。
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🎯 正解: (4)
⚖️ 法改正の注意(2026年10月時点)
- (ロ) 出題時(平成30年)の特監法施行規則では、監督は特定工事の施工場所で行うものだった。2024年4月1日施行の改正で、施工場所と同等の効果がある情報通信技術を使えば事務所などからの監督も認められた。書面で確認できれば監督しなくてよいという例外はなく、記述ロが誤りなのは今も同じ。正答は出題時の公式発表どおり。
改正:特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律施行規則の一部を改正する省令(令和6年経済産業省令第30号)、2024年4月1日施行
📝 解答・解説
正解は (4)(ハ、ホ)。組合せの根拠は下記 各設問の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(イ) ⚠ 誤っている
この法律は、特定ガス消費機器の設置又は変更の工事に伴う作業時の災害の発生を防止するため、これらの工事の事業を行う者の工事の監督に関する義務等を定めることを目的とする。
→ 正しくは: 工事の欠陥に係るガスによる災害の発生を防止するため
💡 特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律(特監法)1条:目的は、特定ガス消費機器の設置又は変更の工事の欠陥に係るガスによる災害の発生の防止(作業時の災害ではない)。
(ロ) ⚠ 誤っている
特定工事の監督は、特定工事の施工場所において、特定工事の作業を監督することにより行う。ただし、作業内容を書面等で確認できる場合は、この限りでない。
→ 正しくは: (書面確認による例外はない)
💡 特監法3条・同法施行規則3条:監督は、特定工事の施工場所で作業を監督し、技術上の基準への適合を確認するなどして行う。書面等で確認できれば監督しなくてよいというただし書きはない(ただし書きは監督者等が自ら特定工事を行う場合だけ)。
(ハ) ✓ 正しい
液化石油ガス設備士の資格を有する者は、特定工事の監督に従事できる。
💡 特監法4条1項二号:液化石油ガス設備士はガス消費機器設置工事監督者の資格を有するので、特定工事の監督に従事できる。
(ニ) ⚠ 誤っている
講習修了資格者等は、毎年、特定工事に係るガスによる災害の発生の防止に関する講習を受けなければならない。
→ 正しくは: 経済産業省令で定める期間(資格証の交付を受けた日の属する年度の翌年度の開始の日から3年)ごとに
💡 特監法4条2項・同法施行規則9条1項:講習修了資格者等は、資格証の交付を受けた日(2回目以降は前回の再講習を受けた日)の属する年度の翌年度の開始の日から3年以内に再講習を受ける。毎年ではない。受けなかったときは資格を失う(法4条3項)。
(ホ) ✓ 正しい
ガス消費機器設置工事監督者の資格を有する者が、自ら特定工事を行うときは、資格証を携帯していなければならない。
💡 特監法5条3項:実地に監督し、又は自ら特定工事を行うときは、資格証(液化石油ガス設備士は免状)を携帯していなければならない。
問1
次の大小関係のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 水素1g中の分子の数 < メタン1g中の分子の数
- (2) 炭素の原子量 < 窒素の原子量
- (3) 窒素の分子量 < 酸素の分子量
- (4) イオウ1g中の原子の数 < 酸素1g中の原子の数
- (5) エタン12gの物質量(モル) < メタン12gの物質量(モル)
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🎯 正解: (1)
📝 解答・解説
正解は (1)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ⚠ 誤っている
水素1g中の分子の数 < メタン1g中の分子の数
→ 正しくは: 水素1g中の分子の数 > メタン1g中の分子の数
💡 1gの物質量は 水素 1/2 mol、メタン 1/16 mol。分子量の小さい水素の方が分子は多い。
(2) ✓ 正しい
炭素の原子量 < 窒素の原子量
💡 原子量 C=12 < N=14。
(3) ✓ 正しい
窒素の分子量 < 酸素の分子量
💡 分子量 N₂=28 < O₂=32。
(4) ✓ 正しい
イオウ1g中の原子の数 < 酸素1g中の原子の数
💡 1g中の原子数:イオウ(原子量32)1/32 mol < 酸素原子(16)1/16 mol。
(5) ✓ 正しい
エタン12gの物質量(モル) < メタン12gの物質量(モル)
💡 エタン 12÷30=0.4 mol < メタン 12÷16=0.75 mol。
問2
容器内のプロパンの分子の数が1.2×10²⁴個であった。プロパンの物質量(モル)として、最も近い値はどれか。
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 11.2×10²⁴ ÷ 6.0×10²³ = 2 mol
✓ 正解: (3) 2 mol
- 10の指数を取り違える(→0.5や4)
問3
分子名 — 分子式 — 分子量の組合せとして、正しいものはどれか。
- (1) 一酸化炭素 — CO — 26
- (2) 二酸化炭素 — CO₂ — 42
- (3) 酸素 — O₂ — 28
- (4) プロパン — C₃H₆ — 42
- (5) ブタン — C₄H₁₀ — 58
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ⚠ 誤っている
一酸化炭素 — CO — 26
→ 正しくは: CO — 28
💡 一酸化炭素の分子量は 12+16=28。
(2) ⚠ 誤っている
二酸化炭素 — CO₂ — 42
→ 正しくは: CO₂ — 44
💡 二酸化炭素の分子量は 12+32=44。
(3) ⚠ 誤っている
酸素 — O₂ — 28
→ 正しくは: O₂ — 32
💡 酸素の分子量は 16×2=32(28は窒素)。
(4) ⚠ 誤っている
プロパン — C₃H₆ — 42
→ 正しくは: C₃H₈ — 44
💡 プロパンは C₃H₈(分子量44)。C₃H₆(42)はプロピレン。
(5) ✓ 正しい
ブタン — C₄H₁₀ — 58
💡 ブタン C₄H₁₀ = 12×4+1×10 = 58。
問4
次の気体の質量の大小関係として、正しいものはどれか。ただし、気体は標準状態(温度0℃、圧力0.1MPa)とする。
A:メタン22.4L B:窒素44.8L C:酸素22.4L
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🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 1A:メタン 22.4 L = 1 mol × 16 = 16 g
- Step 2B:窒素 44.8 L = 2 mol × 28 = 56 g
- Step 3C:酸素 22.4 L = 1 mol × 32 = 32 g
- Step 416 < 32 < 56 → A<C<B
✓ 正解: (2) A<C<B
- 体積の大小だけで判断する
問5
次の気体のうち、1kgあたりの標準状態(温度0℃、圧力0.1MPa)における体積が最も大きいものはどれか。
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 1分子量:二酸化炭素44、酸素32、メタン16、ブタン58、水素2
- Step 2最も小さい水素(1 kg ≒ 500 mol ≒ 11.2 m³)が最大
✓ 正解: (5) 水素
問6
次の圧力の大小関係として、正しいものはどれか。
A:1MPa B:1atm C:1000mmHg
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 1B:1 atm ≒ 0.101 MPa
- Step 2C:1000 mmHg = 1000 ÷ 760 atm ≒ 1.32 atm ≒ 0.133 MPa
- Step 3A:1 MPa
- Step 40.101 < 0.133 < 1 → B<C<A
✓ 正解: (3) B<C<A
- 1 atm を1 MPaと取り違える
問7
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 地球上で、質量1kgの物体には約9.8Nの重力が作用する。
- (2) 1m²あたり1Nの力が垂直に、かつ、一様に作用する場合の圧力は、1Paである。
- (3) ある物質の質量1gの温度を1℃上昇させるのに必要な熱量を、その物質の比熱という。
- (4) 1MPaは、1Paの100000倍である。
- (5) ふく射伝熱は、熱媒体を介しない伝熱である。
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🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
地球上で、質量1kgの物体には約9.8Nの重力が作用する。
💡 重力 = 1 kg × 9.8 m/s² ≒ 9.8 N。
(2) ✓ 正しい
1m²あたり1Nの力が垂直に、かつ、一様に作用する場合の圧力は、1Paである。
💡 1 Pa = 1 N/m²。
(3) ✓ 正しい
ある物質の質量1gの温度を1℃上昇させるのに必要な熱量を、その物質の比熱という。
💡 比熱の定義(単位質量・1℃あたりの熱量)。
(4) ⚠ 誤っている
1MPaは、1Paの100000倍である。
→ 正しくは: 1000000倍
💡 1 MPa = 10⁶ Pa(100万倍)。
(5) ✓ 正しい
ふく射伝熱は、熱媒体を介しない伝熱である。
💡 ふく射は熱媒体を介さない。
問8
単位に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 水柱10mは、約0.1MPaである。
- (2) ジュール(J)は、熱量の単位として用いられる。
- (3) ケルビン(K)は、温度の単位として用いられる。
- (4) ワット(W)は、仕事の単位として用いられる。
- (5) 質量のキログラム(kg)は、国際単位系の基本単位である。
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🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
水柱10mは、約0.1MPaである。
💡 水柱10 m = 1000×9.8×10 ≒ 98 kPa ≒ 0.1 MPa。
(2) ✓ 正しい
ジュール(J)は、熱量の単位として用いられる。
💡 熱量の単位はジュール。
(3) ✓ 正しい
ケルビン(K)は、温度の単位として用いられる。
💡 ケルビンは熱力学温度の単位。
(4) ⚠ 誤っている
ワット(W)は、仕事の単位として用いられる。
→ 正しくは: 仕事率の単位
💡 ワット(W=J/s)は仕事率(動力)の単位。仕事の単位はジュール。
(5) ✓ 正しい
質量のキログラム(kg)は、国際単位系の基本単位である。
💡 kgはSI基本単位。
問9
水温20℃、質量200kgの水が入っている放熱のない浴槽に、消費量10kW、熱効率70%のガス用ふろがまが取付けられている。このふろがまを用いて水温を40℃に上げるために必要な時間(分)として最も近い値はどれか。ただし、水の比熱を4.2kJ/(kg・℃)とする。
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 1必要熱量 = 200 kg × 4.2 kJ/(kg・℃) × (40−20)℃ = 16,800 kJ
- Step 2有効出力 = 10 kW × 0.7 = 7 kW(7 kJ/s)
- Step 316,800 ÷ 7 = 2,400 s = 40 分
✓ 正解: (3) 40 分
- 熱効率を掛け忘れる(→28分)
問10
内径10cmの円管内を、流体が平均流速4m/sで流れるとき、流量(m³/s)として最も近い値はどれか。
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🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 1A = 3.14 × 0.05² ≒ 0.00785 m²
- Step 2Q = 0.00785 × 4 ≒ 0.0314 m³/s
✓ 正解: (2) 約0.03 m³/s
- 内径を半径として計算する(→0.13)
問11
ガスの性状に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 液化ガスが気化するためには、気化熱が必要である。
- (2) プロパンの液密度は、温度が上昇すると小さくなる。
- (3) 液体がその内部から気化する現象を、沸とうという。
- (4) メタンのガス比重は、プロパンのガス比重より小さい。
- (5) メタン、プロパン、ブタンのうち、沸点が一番高いのはメタンである。
📖 解答・解説を見る
🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
液化ガスが気化するためには、気化熱が必要である。
💡 気化には気化熱(潜熱)が必要。
(2) ✓ 正しい
プロパンの液密度は、温度が上昇すると小さくなる。
💡 液は温度が上がると膨張し、液密度は小さくなる。
(3) ✓ 正しい
液体がその内部から気化する現象を、沸とうという。
💡 内部から気化するのが沸とう、表面からが蒸発。
(4) ✓ 正しい
メタンのガス比重は、プロパンのガス比重より小さい。
💡 ガス比重:メタン約0.55 < プロパン約1.52。
(5) ⚠ 誤っている
メタン、プロパン、ブタンのうち、沸点が一番高いのはメタンである。
→ 正しくは: 沸点が一番高いのはブタン
💡 沸点:メタン約−162℃、プロパン約−42℃、ブタン約−0.5℃。最も高いのはブタン。
問12
水素50vol%とプロパン50vol%の混合ガスの比重(空気を1とする)として最も近い値はどれか。ただし、空気の分子量相当数を29とする。
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🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 1平均分子量 = 2×0.5 + 44×0.5 = 23
- Step 223 ÷ 29 ≒ 0.79
✓ 正解: (4) 約0.8
問13
容器内のプロパンとブタンの混合LPガスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、プロパン濃度はモル%で表したものとする。
- (1) 気体中のプロパン濃度は、常に液体中のプロパン濃度より高い。
- (2) 液体中のプロパン濃度は、ガスの消費に伴い、徐々に上昇する。
- (3) プロパン濃度が高いほど、液化ガスの示す蒸気圧は高くなる。
- (4) プロパン濃度が高いほど、ガス1m³あたりの理論空気量は小さくなる。
- (5) プロパン濃度が高いほど、ガス1m³あたりの発熱量は小さくなる。
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🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
気体中のプロパン濃度は、常に液体中のプロパン濃度より高い。
💡 蒸気圧の高いプロパンが気相に多く出るので、気相のプロパン濃度は液相より高い。
(2) ⚠ 誤っている
液体中のプロパン濃度は、ガスの消費に伴い、徐々に上昇する。
→ 正しくは: 徐々に低下する
💡 プロパンが先に多く気化するため、消費が進むと液中のプロパン濃度は下がる(ブタンが残る)。
(3) ✓ 正しい
プロパン濃度が高いほど、液化ガスの示す蒸気圧は高くなる。
💡 プロパンの方が蒸気圧が高い。
(4) ✓ 正しい
プロパン濃度が高いほど、ガス1m³あたりの理論空気量は小さくなる。
💡 1 m³あたりの理論空気量はプロパン約23.8 m³ < ブタン約31 m³。
(5) ✓ 正しい
プロパン濃度が高いほど、ガス1m³あたりの発熱量は小さくなる。
💡 1 m³あたりの発熱量はプロパンの方がブタンより小さい。
問14
プロパン44kgを完全燃焼させたとき、生成する水の質量(kg)として、最も近い値はどれか。
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 144 kg ÷ 44 = 1 kmol
- Step 2水 = 4 kmol × 18 = 72 kg
✓ 正解: (3) 72 kg
- 二酸化炭素の量(132 kg)と取り違える
問15
組成(vol%)がメタン25%、エタン75%の混合ガスの空気中における燃焼下限界(vol%)として最も近い値はどれか。ただし、単体ガスの燃焼下限界は、メタン5vol%、エタン3vol%とする。
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🎯 正解: (1)
📝 解答・解説
正解は (1)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 125/5 + 75/3 = 5 + 25 = 30
- Step 2L = 100 ÷ 30 ≒ 3.3 vol%
✓ 正解: (1) 約3.3 vol%
- 体積分率で単純平均する(→3.5)
問1
特定ガス発生設備の自然気化方式と強制気化方式の特徴に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 自然気化方式は、気化器や動力等が不要である。
- (2) 強制気化方式は、設置面積が少なく、ガス発生能力の増強が比較的容易である。
- (3) 自然気化方式は、ピーク時のガス発生能力を常に確保できるよう、十分な容器本数が必要である。
- (4) 強制気化方式は、需要量が比較的多い場合に多く採用されている。
- (5) 自然気化方式のガス発生能力は、外気温に左右されない。
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
自然気化方式は、気化器や動力等が不要である。
💡 自然気化方式は容器内で自然に気化させるので、気化器や動力は不要。
(2) ✓ 正しい
強制気化方式は、設置面積が少なく、ガス発生能力の増強が比較的容易である。
💡 強制気化方式は設置面積が小さく、能力の増強も比較的容易。
(3) ✓ 正しい
自然気化方式は、ピーク時のガス発生能力を常に確保できるよう、十分な容器本数が必要である。
💡 自然気化はピーク時の発生能力を容器本数で確保する。
(4) ✓ 正しい
強制気化方式は、需要量が比較的多い場合に多く採用されている。
💡 需要量が多い地点群では強制気化方式が多い。
(5) ⚠ 誤っている
自然気化方式のガス発生能力は、外気温に左右されない。
→ 正しくは: 外気温に左右される
💡 自然気化は大気からの伝熱で気化するため、外気温が低いと発生能力が落ちる。
問2
一般の地点群における50kg容器による自然気化方式の特定ガス発生設備の容器本数は、ピーク時の平均ガス需要量から計算できる。以下の条件における、容器の必要本数として最も近い値はどれか。
条件:供給地点数 150(地点)/ピーク月1地点当たりの平均ガス需要量 50(kg/月・地点)/1ピーク月 30(日)/ピーク日率 1.2/ピーク時率 0.16/容器からのガス発生能力 2.0(kg/時・本)
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🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 1ピーク月1日平均 = 150 × 50 ÷ 30 = 250 kg/日
- Step 2ピーク日需要量 = 250 × 1.2 = 300 kg/日
- Step 3ピーク時需要量 = 300 × 0.16 = 48 kg/時
- Step 41系列の本数 = 48 ÷ 2.0 = 24 本
- Step 5使用側・予備側の2系列 → 24 × 2 = 48 本
✓ 正解: (4) 48 本
- 1系列分(24本)で止める
問3
バルク貯槽が保安物件から最低限確保しなければならない離隔距離について、次表の(イ)〜(ニ)にあてはまる数値の組合せとして最も適切なものはどれか。
①貯槽能力1000kg未満:第一種保安物件 埋設又は障壁あり[(イ)]m・障壁なし[(ロ)]m/第二種保安物件 埋設又は障壁あり 0m・障壁なし[(ハ)]m
②貯蔵能力1000kg以上、3000kg未満:第一種保安物件 埋設又は障壁あり[(イ)]m・障壁なし[(ニ)]m/第二種保安物件 埋設又は障壁あり 0m・障壁なし[(ニ)]m
| (イ) | (ロ) | (ハ) | (ニ) | |
|---|---|---|---|---|
| (1) | 1 | 1 | 1.5 | 8 |
| (2) | 1 | 1.5 | 1.5 | 7 |
| (3) | 0 | 1 | 1.5 | 7 |
| (4) | 0 | 1.5 | 1 | 7 |
| (5) | 0 | 1.5 | 1 | 8 |
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🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)。空欄に当てはまる語句は次のとおり。
- (イ) 0 … 貯蔵能力1000kg未満・埋設又は障壁ありの第一種保安物件:0m(公式正答で確定。障壁ありで0mはR1ガ3(2)・R5ガ3(2)・R7ガ3(イ)も同じ)
- (ロ) 1.5 … 1000kg未満・障壁なしの第一種保安物件:1.5m以上(公式正答で確定。液石則19条三号ロも同じ数値)
- (ハ) 1 … 1000kg未満・障壁なしの第二種保安物件:1m以上(公式正答で確定。液石則19条三号ロも同じ数値)
- (ニ) 7 … 1000kg以上3000kg未満・障壁なし:第一種・第二種とも7m以上(公式正答で確定。R7ガ3(ニ)の正答も7m、液石則54条二号ロ(1)も同じ数値)
問4
ボンベハウスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 屋根の構造は、容器の温度が40℃以上にならない構造にしなくてはならない。
- (2) 屋根の材料に繊維入り補強プラスチック(ポリエチレンを除く。)を使用する場合は、屋根総面積の1/4以下とし、明かり採り以外の用途には使用しない。
- (3) 建物出入口の扉は、その前面に離隔距離が確保できない場合、障壁構造で周囲の障壁との重ね代を30mm以上とすること。
- (4) 強制換気の場合、換気装置の吸入口は床面に近く、排気放出口は地盤面より5m以上高い位置に設ける。
- (5) 床面は、平滑なコンクリート仕上げで、地盤面より10cm以上高くする。
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
屋根の構造は、容器の温度が40℃以上にならない構造にしなくてはならない。
💡 容器は40℃以下に保つ必要があるので、屋根は容器が40℃以上にならない構造とする。
(2) ✓ 正しい
屋根の材料に繊維入り補強プラスチック(ポリエチレンを除く。)を使用する場合は、屋根総面積の1/4以下とし、明かり採り以外の用途には使用しない。
💡 繊維入り補強プラスチックは屋根総面積の1/4以下で、明かり採り用に限る(R3ガ4(イ)も1/4)。
(3) ⚠ 誤っている
建物出入口の扉は、その前面に離隔距離が確保できない場合、障壁構造で周囲の障壁との重ね代を30mm以上とすること。
→ 正しくは: 重ね代を50mm以上
💡 障壁構造の扉と周囲の障壁との重ね代は50mm以上(R3ガ4(ロ)の正答で確定。R5ガ4(2)の40mmも誤り)。30mmでは足りない。
(4) ✓ 正しい
強制換気の場合、換気装置の吸入口は床面に近く、排気放出口は地盤面より5m以上高い位置に設ける。
💡 LPガスは空気より重いので吸入口は床面近く、排気放出口は地盤面から5m以上の高所。
(5) ✓ 正しい
床面は、平滑なコンクリート仕上げで、地盤面より10cm以上高くする。
💡 床面は平滑なコンクリート仕上げで、地盤面より10cm以上高くする(R3ガ4(ハ)も10cm)。
問5
貯槽の附属品及び附属設備に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 貯槽の破裂を防止する安全装置として、貯槽の気相部に開口するノズルに安全弁を設けなければならない。
- (2) 液出口ノズルの開口部は、できるだけ貯槽下部に近いところに開口させることが原則である。
- (3) 貯槽(容積5000L以上)の液受入専用配管においては、緊急遮断弁を、手動弁又は逆止弁で代用することができる。
- (4) ボール弁(ボールバルブ)は、バルブレバーを90°動かすことにより、ボールが回転して弁が全開となり、ボールの開口部が大きいため圧力損失は小さい。
- (5) 「リフト式」の逆止弁(チャッキバルブ)は、弁体が弁箱又はふたに設けられたガイドによって弁座に対して垂直に作動するため、水平配管等には使用できない。
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
貯槽の破裂を防止する安全装置として、貯槽の気相部に開口するノズルに安全弁を設けなければならない。
💡 貯槽の気相部に安全弁を設ける。
(2) ✓ 正しい
液出口ノズルの開口部は、できるだけ貯槽下部に近いところに開口させることが原則である。
💡 液出口ノズルはできるだけ貯槽下部に開口させる。
(3) ✓ 正しい
貯槽(容積5000L以上)の液受入専用配管においては、緊急遮断弁を、手動弁又は逆止弁で代用することができる。
💡 液受入専用配管では、緊急遮断弁を手動弁又は逆止弁で代用できる。
(4) ✓ 正しい
ボール弁(ボールバルブ)は、バルブレバーを90°動かすことにより、ボールが回転して弁が全開となり、ボールの開口部が大きいため圧力損失は小さい。
💡 ボール弁は90°の操作で全開し、開口が大きく圧力損失が小さい。
(5) ⚠ 誤っている
「リフト式」の逆止弁(チャッキバルブ)は、弁体が弁箱又はふたに設けられたガイドによって弁座に対して垂直に作動するため、水平配管等には使用できない。
→ 正しくは: 主に水平配管に使用される
💡 リフト式逆止弁は弁体が弁座に対し垂直に動くので、水平配管に取り付けて使う(垂直配管に向くのはスイング式)。
問6
調整装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 特定製造所からの供給方式には、低圧供給方式と中圧供給方式がある。
- (2) 調整装置からのガスの流出が停止した場合、調整装置は閉止弁として働く機能を有する。
- (3) 単段式調整器は、二段式調整器の予備用として多く使用される。
- (4) 調整器の調整能力とは、入口側圧力及び調整圧力の定められた範囲内で、1時間に減圧することができるLPガスの質量をいう。
- (5) 予備側容器からの補給が行われる状態になったことを示すものを表示機構という。
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🎯 正解: (1)
📝 解答・解説
正解は (1)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ⚠ 誤っている
特定製造所からの供給方式には、低圧供給方式と中圧供給方式がある。
→ 正しくは: 中間圧(二段減圧)供給方式
💡 特定製造所からの供給方式は「低圧供給方式」と「中間圧(二段減圧)供給方式」(H29ガ11・R2ガ10(2)・R3ガ10(1)(5)・R5ガ10に出題)。「中圧供給方式」という区分ではない。
(2) ✓ 正しい
調整装置からのガスの流出が停止した場合、調整装置は閉止弁として働く機能を有する。
💡 ガスの流出が止まると調整器は閉止弁として働く(閉止圧力)。
(3) ✓ 正しい
単段式調整器は、二段式調整器の予備用として多く使用される。
💡 単段式調整器は二段式調整器の予備用に多く使われる。
(4) ✓ 正しい
調整器の調整能力とは、入口側圧力及び調整圧力の定められた範囲内で、1時間に減圧することができるLPガスの質量をいう。
💡 調整能力の定義どおり。
(5) ✓ 正しい
予備側容器からの補給が行われる状態になったことを示すものを表示機構という。
💡 予備側容器から補給される状態になったことを示すのが表示機構。
問7
気化装置の日常点検に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 熱源に電力を使用するものは、電流や電圧等が正常値であるか確認し、開閉器等に過熱やチャタリング等の異常がないことも点検する。
- (2) 熱源として、ガスを使用するものにあっては、ガスバーナーの点火、消火及び燃焼状態が正常であることを点検する。
- (3) 空温式は、フィンチューブの外面に付着する霜及び氷の成長状態を点検し、空気の流れが妨げられ著しい結氷がある場合は解氷を行う。
- (4) ドレン弁を徐々に開いて、ドレンの有無を点検し、ドレンのある場合は、周囲の安全に留意して抜き出す。
- (5) 停電対策用の予備ライン調整器前後に設けられた弁は、常時は閉めておき、停電時に素早く手動により、開けることができるようにしておく。
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
熱源に電力を使用するものは、電流や電圧等が正常値であるか確認し、開閉器等に過熱やチャタリング等の異常がないことも点検する。
💡 電気式は電流・電圧と開閉器の過熱・チャタリングを点検する。
(2) ✓ 正しい
熱源として、ガスを使用するものにあっては、ガスバーナーの点火、消火及び燃焼状態が正常であることを点検する。
💡 ガス加熱式はバーナーの点火・消火・燃焼状態を点検する。
(3) ✓ 正しい
空温式は、フィンチューブの外面に付着する霜及び氷の成長状態を点検し、空気の流れが妨げられ著しい結氷がある場合は解氷を行う。
💡 空温式はフィンチューブの着霜・結氷を点検し、著しい結氷は解氷する。
(4) ✓ 正しい
ドレン弁を徐々に開いて、ドレンの有無を点検し、ドレンのある場合は、周囲の安全に留意して抜き出す。
💡 ドレン弁を徐々に開いてドレンを確認し、安全に抜き出す。
(5) ⚠ 誤っている
停電対策用の予備ライン調整器前後に設けられた弁は、常時は閉めておき、停電時に素早く手動により、開けることができるようにしておく。
→ 正しくは: 常時開けておく(停電時は予備ラインへ自動的に切り替わるようにしておく)
💡 停電対策の予備ラインは、停電と同時に予備側への通路が自動的に開き、自然気化のガスを供給する仕組み(液石法施行規則の例示基準35節)。停電してから手で開ける運用は想定されていないので、調整器前後の弁は常時開にしておく。
問8
特定製造所の地震対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 50kg容器による自然気化方式においては、ボンベハウスの床面を平滑にし、容器の転倒防止措置を講じる。
- (2) 感震自動ガス遮断装置を設置する。
- (3) 50kg容器による自然気化方式において、根元バルブ(液取出用根元バルブを除く。)には逆止弁付バルブを使用しない。
- (4) バルク貯槽の液取出弁からLPGを送り出すための液配管に、緊急遮断装置を設置する。
- (5) 配管の継手部はフランジ接合又は溶接接合とする。
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
50kg容器による自然気化方式においては、ボンベハウスの床面を平滑にし、容器の転倒防止措置を講じる。
💡 床面を平滑にし、容器の転倒防止措置を講じる。
(2) ✓ 正しい
感震自動ガス遮断装置を設置する。
💡 感震自動ガス遮断装置を設置する。
(3) ⚠ 誤っている
50kg容器による自然気化方式において、根元バルブ(液取出用根元バルブを除く。)には逆止弁付バルブを使用しない。
→ 正しくは: 逆止弁付バルブを使用する
💡 地震で連結管や高圧ホースが外れたとき、他の容器からガスが逆流・放出しないよう、根元バルブには逆止弁付バルブを使う。
(4) ✓ 正しい
バルク貯槽の液取出弁からLPGを送り出すための液配管に、緊急遮断装置を設置する。
💡 バルク貯槽の液配管には緊急遮断装置を設ける。
(5) ✓ 正しい
配管の継手部はフランジ接合又は溶接接合とする。
💡 配管の継手部はフランジ接合又は溶接接合とする。
問9
特定ガス工作物等の維持管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 液送ポンプ及びコンプレッサーの検査は、6ヶ月に1回以上行う。
- (2) バルク貯槽本体の開放検査は、製造後の経過年数が20年以下のものは20年以内、20年を超えるものは5年以内ごとに行う。
- (3) 大気温による気化装置(空温式)、又は自動通報装置により接続されている気化装置以外の気化装置は、7日に1回以上点検を行う。
- (4) 防消火設備の検査は、6ヶ月に1回以上行う。
- (5) 調整装置の巡視点検は、7日に1回以上行う。
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
液送ポンプ及びコンプレッサーの検査は、6ヶ月に1回以上行う。
💡 液送ポンプ・コンプレッサーの検査は6か月に1回以上。
(2) ✓ 正しい
バルク貯槽本体の開放検査は、製造後の経過年数が20年以下のものは20年以内、20年を超えるものは5年以内ごとに行う。
💡 バルク貯槽の開放検査は製造後20年以下なら20年以内、20年超は5年以内ごと。
(3) ⚠ 誤っている
大気温による気化装置(空温式)、又は自動通報装置により接続されている気化装置以外の気化装置は、7日に1回以上点検を行う。
→ 正しくは: 1日に1回以上点検
💡 空温式・自動通報装置付き以外の気化装置は1日に1回以上点検する(R5ガ9ホに正しい記述として出題)。7日に1回では足りない。
(4) ✓ 正しい
防消火設備の検査は、6ヶ月に1回以上行う。
💡 防消火設備の検査は6か月に1回以上(R6ガ9(4)で「1年に1回以上」が誤りとして出題)。
(5) ✓ 正しい
調整装置の巡視点検は、7日に1回以上行う。
💡 調整装置の巡視点検は7日に1回以上。
問10
建物区分に関する次の記述について、(イ)〜(ハ)にあてはまる数値の組合せとして正しいものはどれか。
建物区分と概要:超高層建物=高さ[(イ)]mを超える建物(超高層住宅を含む)/高層建物=高さ[(ロ)]mを超える建物(高層住宅を含む)/一般集合住宅=住居用途のみであって、ガスの使用者が[(ハ)]以上の建物
| (イ) | (ロ) | (ハ) | |
|---|---|---|---|
| (1) | 100 | 51 | 2 |
| (2) | 100 | 31 | 2 |
| (3) | 60 | 31 | 2 |
| (4) | 100 | 51 | 3 |
| (5) | 60 | 31 | 3 |
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🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。空欄に当てはまる語句は次のとおり。
- (イ) 60 … 超高層建物:高さ60mを超える建物(超高層住宅を含む)
- (ロ) 31 … 高層建物:高さ31mを超える建物(高層住宅を含む)
- (ハ) 2 … 一般集合住宅:住居用途のみで、ガスの使用者が2以上の建物
問11
ガスの供給に係る設備に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 導管は、特定製造所の最終バルブの出側から各需要家のメーターガス栓の入側までをいう。
- (2) 道路に平行して敷設する導管を一般的に本支管という。
- (3) 本支管から分岐して、使用者が所有又は占有する土地と道路との境界線に至るまでを供給管という。
- (4) 使用者が所有又は占有する土地と道路との境界線からガス栓の入側までを内管という。
- (5) メーターガス栓の出側からガス栓の入側までの内管を灯内内管という。
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🎯 正解: (1)
📝 解答・解説
正解は (1)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ⚠ 誤っている
導管は、特定製造所の最終バルブの出側から各需要家のメーターガス栓の入側までをいう。
→ 正しくは: 各需要家のガス栓の入側まで
💡 導管は特定製造所の最終バルブの出側から各需要家のガス栓の入側まで(R6丙種ガ10(1))。メーターガス栓の先の内管も導管に含まれる。
(2) ✓ 正しい
道路に平行して敷設する導管を一般的に本支管という。
💡 本支管の定義。
(3) ✓ 正しい
本支管から分岐して、使用者が所有又は占有する土地と道路との境界線に至るまでを供給管という。
💡 供給管の定義。
(4) ✓ 正しい
使用者が所有又は占有する土地と道路との境界線からガス栓の入側までを内管という。
💡 内管の定義。
(5) ✓ 正しい
メーターガス栓の出側からガス栓の入側までの内管を灯内内管という。
💡 メーターガス栓の出側からガス栓の入側までが灯内内管。
問12
次の条件におけるLPガス低圧導管(ポリエチレン管)を設計する場合、選択すべき導管の口径のうち最小のものはどれか。次表を用いて求めよ。ただし、高低差は考慮しないものとする。
条件:ガス流量 150kg/h/バルブ、管継手等の圧力損失の相当長さを加えた導管の長さ 220m/導管中の許容圧力損失 130Pa
LPガス導管口径早見表(上段は導管の長さ(m)ごとの導管中の圧力損失(Pa)、下段は口径(A)ごとのガス流量(kg/h)。上段と下段の同じ列が対応する。全20列)
導管の長さ40m:8、16、24、32、40、48、56、64、72、80、96、120、136、160、200、240、280、320、360、400
導管の長さ50m:10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、120、150、170、200、250、300、350、400、450、500
導管の長さ60m:12、24、36、48、60、72、84、96、108、120、144、180、204、240、300、360、420、480
導管の長さ80m:16、32、48、64、80、96、112、128、144、160、192、240、272、320、400、480
導管の長さ100m:20、40、60、80、100、120、140、160、180、200、240、300、340、400、500
導管の長さ120m:24、48、72、96、120、144、168、192、216、240、288、360、408、480
導管の長さ140m:28、56、84、112、140、168、196、224、252、280、336、420、476
導管の長さ160m:32、64、96、128、160、192、224、256、288、320、384、480
導管の長さ180m:36、72、108、144、180、216、252、288、324、360、432
導管の長さ200m:40、80、120、160、200、240、280、320、360、400、480
導管の長さ250m:50、100、150、200、250、300、350、400、450、500
導管の長さ300m:60、120、180、240、300、360、420、480
導管の長さ350m:70、140、210、280、350、420、490
導管の長さ400m:80、160、240、320、400、480
導管の長さ450m:90、180、270、360、450
導管の長さ500m:100、200、300、400、500
導管の長さ600m:120、240、360、480
口径25A:1.80、2.54、3.11、3.59、4.02、4.40、4.75、5.08、5.39、5.68、6.22、6.95、7.40、8.03、8.98、9.84、10.6、11.4、12.0、12.7
口径30A:3.22、4.55、5.58、6.44、7.20、7.89、8.52、9.11、9.66、10.2、11.2、12.5、13.3、14.4、16.1、17.6、19.1、20.4、21.6、22.8
口径50A:7.94、11.2、13.7、15.9、17.7、19.4、21.0、22.4、23.8、25.1、27.5、30.7、32.7、35.5、39.7、43.5、47.0、50.2、53.2、56.1
口径75A:21.4、30.3、37.1、42.8、47.9、52.5、56.7、60.6、64.3、67.7、74.2、83.0、88.3、95.8、107、117、127、135、144、151
口径100A:44.0、62.2、76.2、87.9、98.3、108、116、124、132、139、152、170、181、197、220、241、260、278、295、311
口径150A:123、174、213、246、275、301、325、348、369、389、426、476、507、549、614、673、727、777、824、869
口径200A:241、341、418、483、540、591、638、683、724、763、836、935、995、1079、1207、1322、1428、1526、1619、1706
口径300A:623、881、1079、1245、1392、1525、1648、1761、1868、1969、2157、2412、2568、2785、3114、3411、3684、3938、4177、4403
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🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)。計算過程は下記参照。
📐 計算方法
- Step 1導管の長さ220 m → 表の250 m の行を使う
- Step 2250 m の行で130 Pa 以下の最大値は100 Pa(左から2列目)
- Step 32列目のガス流量:50A 11.2、75A 30.3、100A 62.2、150A 174 kg/h
- Step 4150 kg/h 以上を流せる最小口径は150A
✓ 正解: (4) 150A
- 長さを200 m の行で読む
- 許容圧力損失を超える列(150 Pa)で読む
問13
整圧器に関する次の記述について、[ ]の中の(イ)〜(ニ)にあてはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
① 整圧器は[(イ)]又は需要量の変動があっても、[(ロ)]を所定の圧力に保持できるものでなければならない。
② 整圧器の付属装置には、遮断装置、[(ハ)]、自記圧力計、昇圧防止装置がある。
③ 整圧器の分解点検等により整圧器を停止することがあるので、ガスの供給を停止しないため、個別に作動できる整圧器を2基[(ニ)]に設置するかバイパス配管を設ける。
| (イ) | (ロ) | (ハ) | (ニ) | |
|---|---|---|---|---|
| (1) | 一次側圧力 | 二次側圧力 | 不純物除去装置 | 並列 |
| (2) | 二次側圧力 | 一次側圧力 | ガスメーター | 直列 |
| (3) | 一次側圧力 | 二次側圧力 | ガスメーター | 並列 |
| (4) | 二次側圧力 | 一次側圧力 | 不純物除去装置 | 直列 |
| (5) | 一次側圧力 | 二次側圧力 | 不純物除去装置 | 直列 |
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🎯 正解: (1)
📝 解答・解説
正解は (1)。空欄に当てはまる語句は次のとおり。
- (イ) 一次側圧力 … 整圧器は一次側(入口)圧力又は需要量の変動があっても
- (ロ) 二次側圧力 … 二次側(出口)圧力を所定の圧力に保持する
- (ハ) 不純物除去装置 … 附属装置:遮断装置、不純物除去装置、自記圧力計、昇圧防止装置(R6丙種ガ12(1)と同じ)
- (ニ) 並列 … 分解点検で止めても供給を続けるため、2基を並列に設置するかバイパス配管を設ける
問14
簡易ガス用マイコンメーターに関する次の記述のうち、メーターが遮断しないものはどれか。
- (1) ガス栓の誤開放等により、異常に大流量が流れた場合
- (2) 250ガル(震度5相当)を超える地震を感知した場合
- (3) マイコンメーターの上流側ガス供給圧力が0.2kPa以下になった場合
- (4) ガス機器の消し忘れ等により、異常に長い時間使用した場合
- (5) 内管での少量漏れや口火の連続使用等、30日間連続してガスが流れ続けた場合
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) - あてはまらない
ガス栓の誤開放等により、異常に大流量が流れた場合
→ 補足: この場合は遮断する(合計流量・増加流量遮断)
💡 「遮断しないもの」には当たらない。ガス栓の誤開放などで異常な大流量が流れるとマイコンメーターは遮断する。
(2) - あてはまらない
250ガル(震度5相当)を超える地震を感知した場合
→ 補足: この場合は遮断する(感震遮断)
💡 「遮断しないもの」には当たらない。250ガル(震度5相当)を超える地震で遮断する。
(3) - あてはまらない
マイコンメーターの上流側ガス供給圧力が0.2kPa以下になった場合
→ 補足: この場合は遮断する(圧力低下遮断)
💡 「遮断しないもの」には当たらない。供給圧力が異常に低下すると遮断する(技術基準50条の「異常なガス圧力の低下」)。
(4) - あてはまらない
ガス機器の消し忘れ等により、異常に長い時間使用した場合
→ 補足: この場合は遮断する(継続使用時間遮断)
💡 「遮断しないもの」には当たらない。消し忘れなどで使用時間が異常に長いと遮断する。
(5) ✓ 問いにあてはまる
内管での少量漏れや口火の連続使用等、30日間連続してガスが流れ続けた場合
💡 30日間連続してガスが流れ続けた場合(少量漏れ・口火の連続使用など)は、遮断せずに警告表示を出す。
問15
フレキ管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 可とう性に優れているため、耐震性が高い。
- (2) コンクリート内及び土中に直接埋設することができる。
- (3) 配管途中の継手接続作業が少ないので、施工時間が短縮される。
- (4) ねじ切りや厳密な寸法取りの作業が必要ない。
- (5) 管肉厚が薄く釘打ちや踏みつけ等による損傷を受けやすいので、防護措置を施す必要がある。
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🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
可とう性に優れているため、耐震性が高い。
💡 フレキ管は可とう性があり耐震性が高い。
(2) ⚠ 誤っている
コンクリート内及び土中に直接埋設することができる。
→ 正しくは: コンクリート内や土中に直接埋設することはできない(さや管などの防護が必要)
💡 フレキ管は肉厚が薄く腐食・損傷に弱いので、そのまま埋設しない。
(3) ✓ 正しい
配管途中の継手接続作業が少ないので、施工時間が短縮される。
💡 継手が少なく施工時間が短い。
(4) ✓ 正しい
ねじ切りや厳密な寸法取りの作業が必要ない。
💡 ねじ切りや厳密な寸法取りが要らない。
(5) ✓ 正しい
管肉厚が薄く釘打ちや踏みつけ等による損傷を受けやすいので、防護措置を施す必要がある。
💡 釘打ち・踏みつけに弱いので防護措置が要る。
問16
導管の設計と施工に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 鋼管に亜鉛メッキを施したものを、通称、白ガス管という。
- (2) ガス用ポリエチレン管は、耐候性に優れている。
- (3) 口径50Aのガス用ポリエチレン管をスクイズオフし、ガスを遮断した。
- (4) 掘削は当日工事が完了する範囲にとどめ、その日のうちに埋戻した。
- (5) LPガスを供給している低圧導管の気密試験を、3.2kPa以上の圧力で行った。
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🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
鋼管に亜鉛メッキを施したものを、通称、白ガス管という。
💡 亜鉛めっき鋼管を通称「白ガス管」という。
(2) ⚠ 誤っている
ガス用ポリエチレン管は、耐候性に優れている。
→ 正しくは: 耐候性(紫外線)に弱い
💡 ガス用ポリエチレン管は紫外線で劣化するので、露出配管には使わず埋設で使う。
(3) ✓ 正しい
口径50Aのガス用ポリエチレン管をスクイズオフし、ガスを遮断した。
💡 ポリエチレン管はスクイズオフ(管を押しつぶす)でガスを止められる。
(4) ✓ 正しい
掘削は当日工事が完了する範囲にとどめ、その日のうちに埋戻した。
💡 掘削は当日完了する範囲にとどめ、その日のうちに埋め戻す。
(5) ✓ 正しい
LPガスを供給している低圧導管の気密試験を、3.2kPa以上の圧力で行った。
💡 LPガスを供給する最高使用圧力が低圧の導管の気密試験圧力は3.2kPa以上(R3ガ14ホ・R7ガ15(4)にも正しい記述として出題)。
問17
ガス管の腐食及び防食に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) ミクロセル腐食は、土中埋設金属の表面状態、組成、環境等のわずかな違いで形成された微視的電池ごとに発生する電流で起こる。
- (2) マクロセル腐食は、配管の自然電位が卑な部分(アノード)と同電位が貴な部分(カソード)に明確に分かれた巨視的電池で発生する電流で起こる。
- (3) 電食は、電気鉄道や防食設備など人為的な電気設備からの電流で起こる。
- (4) 土壌比抵抗が1000Ω・cm以下の土壌は、一般的に埋設管の腐食が大きいといわれている。
- (5) 電気防食のうち、直流電源装置の陽極側を土中に埋設した電極に接続し、陰極側を埋設管に接続して防食電流を流入させる方法を流電陽極法という。
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
ミクロセル腐食は、土中埋設金属の表面状態、組成、環境等のわずかな違いで形成された微視的電池ごとに発生する電流で起こる。
💡 ミクロセル腐食の説明どおり。
(2) ✓ 正しい
マクロセル腐食は、配管の自然電位が卑な部分(アノード)と同電位が貴な部分(カソード)に明確に分かれた巨視的電池で発生する電流で起こる。
💡 マクロセル腐食の説明どおり。
(3) ✓ 正しい
電食は、電気鉄道や防食設備など人為的な電気設備からの電流で起こる。
💡 電食は電気鉄道や防食設備などからの迷走電流で起こる。
(4) ✓ 正しい
土壌比抵抗が1000Ω・cm以下の土壌は、一般的に埋設管の腐食が大きいといわれている。
💡 土壌比抵抗が低い(1000Ω・cm以下)ほど腐食性が大きい。
(5) ⚠ 誤っている
電気防食のうち、直流電源装置の陽極側を土中に埋設した電極に接続し、陰極側を埋設管に接続して防食電流を流入させる方法を流電陽極法という。
→ 正しくは: 外部電源法
💡 直流電源装置で防食電流を流すのは外部電源法。流電陽極法は、マグネシウムなど卑な金属を接続して電池作用で防食電流を流す方法。
問18
導管等の維持管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) ボーリングによる漏えい検査は、本支管の路線上を間隔約5mで深さ約50cmの穴をあけ、その穴に管を立て約1分を経過した後又は吸引を行った後、ガス検知器又は臭気により漏えいの有無を検査する。
- (2) 接触燃焼式の可燃性ガス検知器は、半導体式ガス検知器に比べて低い濃度のLPガスを検知することができる。
- (3) 他工事に際して、導管の位置を調査するため、導管図の確認に加えて試掘を行った。
- (4) 他工事により導管が影響を受けるおそれがあるので、影響を受けない場所に移設した。
- (5) 低圧導管が舗装工事のカッターにより損傷したので、二液式瞬間発泡ウレタンをガス管に注入し、ガスを遮断した。
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🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
ボーリングによる漏えい検査は、本支管の路線上を間隔約5mで深さ約50cmの穴をあけ、その穴に管を立て約1分を経過した後又は吸引を行った後、ガス検知器又は臭気により漏えいの有無を検査する。
💡 ボーリング検査の方法どおり。
(2) ⚠ 誤っている
接触燃焼式の可燃性ガス検知器は、半導体式ガス検知器に比べて低い濃度のLPガスを検知することができる。
→ 正しくは: 半導体式の方が接触燃焼式より低い濃度
💡 半導体式ガス検知器は、接触燃焼式の可燃性ガス検知器に比べて低い濃度のガスを検知できる(R5ガ17(1)に正しい記述として出題)。比較が逆。
(3) ✓ 正しい
他工事に際して、導管の位置を調査するため、導管図の確認に加えて試掘を行った。
💡 他工事の際は導管図の確認に加えて試掘で位置を確かめる。
(4) ✓ 正しい
他工事により導管が影響を受けるおそれがあるので、影響を受けない場所に移設した。
💡 影響を受けるおそれがあれば移設などの防護を行う。
(5) ✓ 正しい
低圧導管が舗装工事のカッターにより損傷したので、二液式瞬間発泡ウレタンをガス管に注入し、ガスを遮断した。
💡 二液式瞬間発泡ウレタンの注入で管内を閉塞しガスを遮断する方法がある。
問19
ガスの燃焼に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) ガスが燃焼するためには、酸素と着火源が必要である。
- (2) ガスの燃焼速度は、一次空気率によって変化する。
- (3) 燃焼によって生じる炎の温度は、ガスと空気の混合状態等によって異なる。
- (4) ガスの燃焼は酸化反応であり、この反応が最後まで完結せず、一酸化炭素等の中間生成物が発生している状態を不完全燃焼という。
- (5) 一般に、二酸化炭素や窒素等の不活性ガスを可燃性ガスに混入していくと、燃焼範囲は広くなる。
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
ガスが燃焼するためには、酸素と着火源が必要である。
💡 燃焼の3要素(可燃物・酸素・着火源)。
(2) ✓ 正しい
ガスの燃焼速度は、一次空気率によって変化する。
💡 燃焼速度は一次空気率で変わる。
(3) ✓ 正しい
燃焼によって生じる炎の温度は、ガスと空気の混合状態等によって異なる。
💡 炎の温度は混合状態などで異なる。
(4) ✓ 正しい
ガスの燃焼は酸化反応であり、この反応が最後まで完結せず、一酸化炭素等の中間生成物が発生している状態を不完全燃焼という。
💡 不完全燃焼の定義どおり。
(5) ⚠ 誤っている
一般に、二酸化炭素や窒素等の不活性ガスを可燃性ガスに混入していくと、燃焼範囲は広くなる。
→ 正しくは: 燃焼範囲は狭くなる
💡 不活性ガスを混ぜると燃焼範囲は狭くなる(R6丙種ガ19(1)と同じ論点)。
問20
ガス燃焼時の諸現象に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) フラッシュバックは、ガスの噴出速度と燃焼速度のバランス範囲を逸脱した場合に起こる。
- (2) リフティングは、炎がバーナー炎口から浮き上がり、ある距離をへだてた空間で形成される現象である。
- (3) イエローチップは、炎の先端が赤黄色になって燃焼している現象で、一次空気の吸引量が多すぎるとき等に発生する。
- (4) 燃焼音は、炎が乱れるとその乱れ強さの増加とともに大きくなる。
- (5) 不完全燃焼の原因の1つに、排気の排出不良がある。
📖 解答・解説を見る
🎯 正解: (3)
📝 解答・解説
正解は (3)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
フラッシュバックは、ガスの噴出速度と燃焼速度のバランス範囲を逸脱した場合に起こる。
💡 燃焼速度が噴出速度を上回るとフラッシュバック(逆火)。
(2) ✓ 正しい
リフティングは、炎がバーナー炎口から浮き上がり、ある距離をへだてた空間で形成される現象である。
💡 リフティングの説明どおり。
(3) ⚠ 誤っている
イエローチップは、炎の先端が赤黄色になって燃焼している現象で、一次空気の吸引量が多すぎるとき等に発生する。
→ 正しくは: 一次空気の吸引量が不足しているとき
💡 イエローチップは一次空気が不足したときに炎の先端が赤黄色になる現象。
(4) ✓ 正しい
燃焼音は、炎が乱れるとその乱れ強さの増加とともに大きくなる。
💡 炎の乱れが強いほど燃焼音は大きい。
(5) ✓ 正しい
不完全燃焼の原因の1つに、排気の排出不良がある。
💡 排気の排出不良は不完全燃焼の原因。
問21
家庭用ガス温水機器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 潜熱回収型給湯器には、熱交換器上部にもう1つの熱交換器が組込まれ、燃焼排ガスから潜熱のみを有効に回収する。
- (2) 瞬間湯沸器の「24号」とは、水温から25℃上昇させたお湯を毎分24L供給できる能力である。
- (3) 給湯器のQ機能とは、断続使用時の湯温変化を抑えるものである。
- (4) 給湯暖房用熱源機には、2缶2水式や2缶3水式等がある。
- (5) 浴室暖房乾燥機には、温水ミストを噴き出しながら暖房運転を行うサウナ機能付きのものがある。
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🎯 正解: (1)
📝 解答・解説
正解は (1)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ⚠ 誤っている
潜熱回収型給湯器には、熱交換器上部にもう1つの熱交換器が組込まれ、燃焼排ガスから潜熱のみを有効に回収する。
→ 正しくは: 顕熱に加えて潜熱も回収する
💡 潜熱回収型給湯器は、燃焼排ガスから顕熱及び潜熱を回収する(R5ガ22(2)に正しい記述として出題)。「潜熱のみ」ではない。
(2) ✓ 正しい
瞬間湯沸器の「24号」とは、水温から25℃上昇させたお湯を毎分24L供給できる能力である。
💡 1号=水温+25℃のお湯を毎分1 L。24号は毎分24 L。
(3) ✓ 正しい
給湯器のQ機能とは、断続使用時の湯温変化を抑えるものである。
💡 Q機能は断続使用時の湯温変化を抑える。
(4) ✓ 正しい
給湯暖房用熱源機には、2缶2水式や2缶3水式等がある。
💡 給湯暖房用熱源機には2缶2水式・2缶3水式などがある。
(5) ✓ 正しい
浴室暖房乾燥機には、温水ミストを噴き出しながら暖房運転を行うサウナ機能付きのものがある。
💡 ミストサウナ機能付きの浴室暖房乾燥機がある。
問22
家庭用ガス暖房機器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 赤外線ストーブに採用されている燃焼方式は、ブンゼン式である。
- (2) 赤外線ストーブには、立ち消え安全装置と不完全燃焼防止装置とが搭載されている。
- (3) ファンヒーターは、温風を強制対流させる開放式の暖房機器である。
- (4) ファンヒーターには、転倒時安全装置が搭載されている。
- (5) FF暖房機は、温風を強制対流させる密閉燃焼式の暖房機器である。
📖 解答・解説を見る
🎯 正解: (1)
📝 解答・解説
正解は (1)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ⚠ 誤っている
赤外線ストーブに採用されている燃焼方式は、ブンゼン式である。
→ 正しくは: 全一次空気式
💡 赤外線ストーブはセラミックプレート等の表面で燃焼させる全一次空気式。
(2) ✓ 正しい
赤外線ストーブには、立ち消え安全装置と不完全燃焼防止装置とが搭載されている。
💡 立ち消え安全装置と不完全燃焼防止装置を搭載。
(3) ✓ 正しい
ファンヒーターは、温風を強制対流させる開放式の暖房機器である。
💡 ファンヒーターは温風を強制対流させる開放式(R6丙種ガ21(5))。
(4) ✓ 正しい
ファンヒーターには、転倒時安全装置が搭載されている。
💡 ファンヒーターは転倒時安全装置を搭載。
(5) ✓ 正しい
FF暖房機は、温風を強制対流させる密閉燃焼式の暖房機器である。
💡 FF暖房機は密閉燃焼式で温風を強制対流させる。
問23
業務用ガス機器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) 温水ボイラーには、貯湯式や貫流式等がある。
- (2) ガス遠赤外線放射式暖房機(遠赤外線ヒーター)は、開放された空間の局所暖房に広く用いられている。
- (3) 中華レンジには、ブラスト燃焼式バーナーが組込まれたものがある。
- (4) 蒸し器(スチーマー)では、直火ではなく蒸気を利用して加熱しているため、加熱速度は小さい。
- (5) 浸管式フライヤーでは、油槽中の浸管内でガスを燃焼させている。
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🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
温水ボイラーには、貯湯式や貫流式等がある。
💡 温水ボイラーには貯湯式・貫流式などがある。
(2) ✓ 正しい
ガス遠赤外線放射式暖房機(遠赤外線ヒーター)は、開放された空間の局所暖房に広く用いられている。
💡 遠赤外線ヒーターは開放空間の局所暖房に使われる。
(3) ✓ 正しい
中華レンジには、ブラスト燃焼式バーナーが組込まれたものがある。
💡 中華レンジにはブラスト燃焼式バーナーのものがある。
(4) ⚠ 誤っている
蒸し器(スチーマー)では、直火ではなく蒸気を利用して加熱しているため、加熱速度は小さい。
→ 正しくは: 加熱速度は大きい
💡 スチーマーは蒸気の凝縮潜熱で加熱するので加熱速度が大きい(R6丙種ガ23(1)では「大きい」が正しい記述)。
(5) ✓ 正しい
浸管式フライヤーでは、油槽中の浸管内でガスを燃焼させている。
💡 浸管式フライヤーは油槽中の浸管内で燃焼させる。
問24
ガス栓、接続具及び警報器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) ヒューズガス栓は、設定流量以上のガスが流れると自動的に過流出安全機構が作動してガスを止める構造となっている。
- (2) 接続具ロック安全機構が搭載されているガス栓は、ガスコンセントソケットを取付けると開栓可能となる。
- (3) 半導体式ガス警報器は、半導体の表面に可燃性ガスが吸着されると、半導体の電気伝導度が変化する原理を利用している。
- (4) LPガス警報器の設置高さは、床面から検知部の上端までの距離が30cm以内である。
- (5) 業務用換気警報器の設置位置は、給気口、排気口、エアコンの吹出口から1.5m以内である。
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
ヒューズガス栓は、設定流量以上のガスが流れると自動的に過流出安全機構が作動してガスを止める構造となっている。
💡 ヒューズガス栓の過流出安全機構。
(2) ✓ 正しい
接続具ロック安全機構が搭載されているガス栓は、ガスコンセントソケットを取付けると開栓可能となる。
💡 接続具ロック安全機構の説明(R6丙種ガ27(2)と同じ)。
(3) ✓ 正しい
半導体式ガス警報器は、半導体の表面に可燃性ガスが吸着されると、半導体の電気伝導度が変化する原理を利用している。
💡 半導体式は吸着による電気伝導度の変化を利用する。
(4) ✓ 正しい
LPガス警報器の設置高さは、床面から検知部の上端までの距離が30cm以内である。
💡 LPガス用警報器は床面から検知部上端まで30cm以内。
(5) ⚠ 誤っている
業務用換気警報器の設置位置は、給気口、排気口、エアコンの吹出口から1.5m以内である。
→ 正しくは: 1.5m以内には設置しない
💡 業務用換気警報器は、給気口・排気口・エアコン吹出口から1.5m以内の場所に設置してはならない(R6丙種ガ27(5))。
問25
ガス機器の安全装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) こんろの調理油過熱防止装置では、天ぷら油等が入った鍋底の温度異常をサーミスターで検知している。
- (2) ふろがまの水位スイッチでは、浴槽内の水位不足をダイヤフラムで検知している。
- (3) 不完全燃焼防止装置のフレームロッド方式では、異常燃焼を炎電流の変化として検知している。
- (4) 冠水検知装置の電極式では、冠水検知ボックス内に設けられたフロートで冠水を検知している。
- (5) 転倒時安全装置の鋼球式傾斜スイッチでは、鋼球の移動で機器の傾斜を検知している。
📖 解答・解説を見る
🎯 正解: (4)
📝 解答・解説
正解は (4)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
こんろの調理油過熱防止装置では、天ぷら油等が入った鍋底の温度異常をサーミスターで検知している。
💡 調理油過熱防止装置はサーミスターで鍋底温度を検知。
(2) ✓ 正しい
ふろがまの水位スイッチでは、浴槽内の水位不足をダイヤフラムで検知している。
💡 水位スイッチはダイヤフラムで水圧(水位)を検知。
(3) ✓ 正しい
不完全燃焼防止装置のフレームロッド方式では、異常燃焼を炎電流の変化として検知している。
💡 フレームロッド方式は炎電流の変化で検知。
(4) ⚠ 誤っている
冠水検知装置の電極式では、冠水検知ボックス内に設けられたフロートで冠水を検知している。
→ 正しくは: 電極式では、冠水検知ボックス内に設けられた電極
💡 電極式は水による電極間の導通で冠水を検知する。フロートで検知するのはフロート式。
(5) ✓ 正しい
転倒時安全装置の鋼球式傾斜スイッチでは、鋼球の移動で機器の傾斜を検知している。
💡 鋼球式傾斜スイッチは鋼球の移動で傾きを検知。
問26
ガス機器の制御装置及び安全装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1) サーミスターは、温度変化によってその電気抵抗値が変化する抵抗体である。
- (2) 温水機器やふろがまに搭載されている空だき安全装置には、バイメタル式と熱電対式とがある。
- (3) 圧力制御装置には、ガス圧を一定値に保つガスガバナーと、水圧を一定値に保つ水ガバナーとがある。
- (4) CF式ふろがまのサーミスター式不完全燃焼防止装置では、サーミスターが逆風止め部に取付けられている。
- (5) 開放式瞬間湯沸器の不完全燃焼防止装置には、熱電対が用いられている。
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🎯 正解: (2)
📝 解答・解説
正解は (2)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ✓ 正しい
サーミスターは、温度変化によってその電気抵抗値が変化する抵抗体である。
💡 サーミスターは温度で抵抗値が変わる抵抗体。
(2) ⚠ 誤っている
温水機器やふろがまに搭載されている空だき安全装置には、バイメタル式と熱電対式とがある。
→ 正しくは: バイメタル式とサーミスタ式
💡 空だき安全装置(ガス側)は、器体の異常な温度上昇をバイメタル(過熱防止装置と同じ仕組み)やサーミスタで検知してガスを止める。熱電対は炎の有無を検知する立消え安全装置に使う方式。
(3) ✓ 正しい
圧力制御装置には、ガス圧を一定値に保つガスガバナーと、水圧を一定値に保つ水ガバナーとがある。
💡 ガスガバナー・水ガバナー。
(4) ✓ 正しい
CF式ふろがまのサーミスター式不完全燃焼防止装置では、サーミスターが逆風止め部に取付けられている。
💡 CF式ふろがまのサーミスター式不完全燃焼防止装置は逆風止め部に取り付ける。
(5) ✓ 正しい
開放式瞬間湯沸器の不完全燃焼防止装置には、熱電対が用いられている。
💡 開放式瞬間湯沸器の不完全燃焼防止装置には熱電対式がある。
問27
ガス機器の給排気方式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- (1) CF式とは、燃焼用空気を屋内からとり、送風機を用いて燃焼排ガスを強制的に屋外に排出する方式である。
- (2) BF式とは、燃焼用空気を屋外からとり、送風機を用いて燃焼排ガスを強制的に屋外に排出する方式である。
- (3) FE式とは、燃焼用空気を屋内からとり、自然通気力によって燃焼排ガスを屋外に排出する方式である。
- (4) FF式とは、燃焼用空気を屋外からとり、自然通気力によって燃焼排ガスを屋外に排出する方式である。
- (5) RF式とは、機器を屋外に設置し、燃焼用空気を屋外からとり、燃焼排ガスを屋外に排出する方式である。
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🎯 正解: (5)
📝 解答・解説
正解は (5)。下記 各選択肢の判定 を参照。
🔍 各選択肢の判定
(1) ⚠ 誤っている
CF式とは、燃焼用空気を屋内からとり、送風機を用いて燃焼排ガスを強制的に屋外に排出する方式である。
→ 正しくは: 自然通気力によって燃焼排ガスを屋外に排出する
💡 CF式は屋内から給気し、排気筒の自然通気力で排気する。送風機で強制排気するのはFE式。
(2) ⚠ 誤っている
BF式とは、燃焼用空気を屋外からとり、送風機を用いて燃焼排ガスを強制的に屋外に排出する方式である。
→ 正しくは: 自然通気力によって給排気する
💡 BF式は給排気筒を屋外に出し、自然通気力で給排気する。送風機で強制給排気するのはFF式。
(3) ⚠ 誤っている
FE式とは、燃焼用空気を屋内からとり、自然通気力によって燃焼排ガスを屋外に排出する方式である。
→ 正しくは: 送風機を用いて燃焼排ガスを強制的に屋外に排出する
💡 FE式は屋内から給気し、送風機で強制排気する。
(4) ⚠ 誤っている
FF式とは、燃焼用空気を屋外からとり、自然通気力によって燃焼排ガスを屋外に排出する方式である。
→ 正しくは: 送風機を用いて強制的に給排気する
💡 FF式は屋外から給気し、送風機で強制的に給排気する。
(5) ✓ 正しい
RF式とは、機器を屋外に設置し、燃焼用空気を屋外からとり、燃焼排ガスを屋外に排出する方式である。
💡 RF式は機器を屋外に設置し、屋外から給気・屋外へ排気する。
この過去問について
出典 平成30年度ガス主任技術者試験 丙種(実施 一般財団法人日本ガス機器検査協会)。問題文・選択肢は同協会が公表した試験問題を書き起こしたもので、正答は同協会公表の正答です。
各肢の正誤判定・解説・補足は当サイトが独自に作成したもので、同協会の公式見解ではありません。当サイトは同協会とは関係がありません。
誤りにお気づきの際はお問い合わせよりご連絡ください。
