供給 part1 供給計画と供給管理

テキスト

供給方式

低圧供給方式

  • ガスを低圧で需要家まで供給する方式
  • 低圧:最高圧力2.5kPa以下

中圧供給方式

  • 製造所から中圧でガスを供給し、整圧器によって低圧に落とす、または、中圧で直接需要家まで供給する方式。

高圧供給方式

  • 製造所から高圧でガスを供給し、整圧器によって中圧、低圧に落とす、または、高圧で直接需要家まで供給する方式。

 

供給計画

需要予測

  • 中低圧導管を計画する際は…
    各需要家のガス機器の種類と台数が推定できる場合、同時使用率を用いてピーク時のガス需要量を算出する。

ガスホルダー計画

  • ガスホルダーを需要地近くに設置することにより、ピーク時に製造所からその需要地に至る導管の輸送能力以上に、需要家への供給能力を高めることができる。

導管口径の決定

低圧導管の口径

  • 口径を算出する際の末端の所要圧力は、供給約款で定めるガス栓出口の最低圧力に供給管、内管及びガスメーター通過の際の圧力降下分を加えた値を用いる
  • 高所へガスを供給する際は、ガス圧力に影響を受ける
  • 計算式

計算のポイント

  • 計算問題中では、Sとgは一定なのでk’とする
  • 両辺を2乗した形で計算することも多い

供給管理

  • 日々変化する需要量を予測、調整し、安定した圧力でガスを供給する
  • ガス送出量は、種々の要因で変動する
    (気温、水温、曜日、天候、大口需要家の停止・稼働等)

動画コンテンツ

ミニテスト

第1問

中圧供給方式とは、製造所から中圧でガスを送出し、整圧器によって低圧に整圧して需要家に供給する、あるいは、中圧で直接需要家に供給する方式である。
正しい
中圧供給方式とは、製造所から中圧でガスを送出し、中圧で直接需要家に供給する方式のみである。
不正解、中圧供給方式とは、製造所から中圧でガスを送出し、整圧器によって低圧に整圧して需要家に供給する、あるいは、中圧で直接需要家に供給する方式である。

第2問

ガスホルダーを需要地近くに設置することにより、ピーク時に製造所からその需要地に至る導管の輸送能力以上に需要家への供給能力を高めることができる。
正しい
ガスホルダーを需要地近くに設置することにより、ピーク時に製造所からその需要地に至る導管の輸送能力より需要家への供給能力が落ちる。
不正解、輸送能力より需要家への供給能力が落ちる→輸送能力以上に需要家への供給能力を高めることができる。

第3問

高所へ供給する場合でも、ガス圧力は影響を受けない。
不正解、ガスの圧力は影響を受けない→ガス圧力は、大気圧とガス比重との関係から影響を受ける。
高所へ供給する場合のガス圧力は、大気圧とガス比重との関係から影響を受ける。
正しい

第4問

流量公式において、導管延長を4倍にした場合、管内のガス流量は1/√2倍となる。
不正解、管内のガス流量は1/√2倍となる。→管内のガス流量は1/2倍となる。
流量公式において、導管延長を4倍にした場合、管内のガス流量は1/2倍となる。
正しい

第5問

流量公式において、導管口径を2倍にした場合、管内のガス流量は2倍になる。
不正解、管内のガス流量は2倍になる。→管内のガス流量は4倍になる。
流量公式において、導管口径を2倍にした場合、管内のガス流量は4倍になる。
正しい

過去問題

第1問

A点からB点に至る1本の低圧導管において、AB間の流量がQであったときの圧力損失は0.6kPaであった。B点でガス使用量が増加す るため、口径が2倍の導管に全区間入れ替えを行った結果、圧力損失は0.3kPaとなった。増量後の流量の値として最も近いものはど れか。ただし、高低差は考慮しないものとする。

(1)1.0Q (2)2.0Q (3)3.0Q
(4)4.0Q (5)5.0Q
解答
正解→(4)

第2問

起点圧力2.1kPa、末端圧力2.0kPaである低圧導管において、流量を2倍にすることになった。このとき、起点圧力を2.1kPaのまま とする場合の末端圧力(kPa) の値として最も近いものはどれか。

(1)2.0 (2)1.9 (3)1.8
(4)1.7 (5)1.6
解答
正解→(4)1.7

第3問

B点にガスを150m3/h供給している低圧導管AB(口径15cm、延長300m)がある。このとき、A点の圧力PAは1.6kPa、B点 の圧力 PBは1.5kPaであった(図1)。今、B点から口径15cmの導管をさらに300m延長して、C点にも150m3/hを供給することになった(図2)。C点の圧力PCを 1.5kPaにしたときの、A点の圧力PA (kPa) の値として最も近いものを選べ。なお、AB間、BC間とも高低差は考慮しないも のとする。

(1)1.7 (2)1.8 (3)1.9
(4)2.0(5)2.1
解答
正解→(4)2.0

第4問

供給計画と供給管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)低圧導管の流量公式において、起点、終点の圧力が変わっても起点と終点の圧力差が変わらなければ、流量は同じである。

(2)低圧導管(本支管)の口径を算出する際の末端の所要圧力は、供給約款で定めるガス栓出口の最低圧力に供給管、内管及びガスメーター通過の際の圧力降下分を加えた値を用いる。

(3)高所へ供給する場合のガス圧力は、大気圧とガス比重との関係から影響を受ける。

(4)導管網解析には、ハーディー・クロス法等の動的(非定常)解析法が広く用いられている。

(5)ガス送出量は、気温、水温、曜日、天候、大口需要家の停止・稼働等、種々の要因で変動する。

解答
正解→(4)

(4)誤り 動的(非定常) → 静的(定常)

第5問

低圧導管の口径、ガス圧力、ガス流量算定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)導管口径は、導管延長、ガス流量、起点と末端のガス圧力差、ガス比重、流量係数、重力加速度から算定する。

(2)流量係数は、ポールの係数、米花の係数が用いられることが多い。

(3)流量公式において、導管延長を4倍にした場合、管内のガス流量は1/2倍となる。

(4)流量公式において、導管口径を2倍にした場合、管内のガス流量は4倍になる。

(5)高所へ供給する場合のガス圧力は、大気圧とガス比重との関係から影響を受ける。

解答
正解→(4)

(4)誤り 

第6問

供給計画と供給管理に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

(1)中圧供給方式とは、製造所から中圧でガスを送出し、整圧器によって低圧に整圧して需要家に供給する、あるいは、中圧で直接需要家に供給する方式である。

(2)中低圧導管計画における需要予測において、計画区域の需要家件数、各需要家のガス機器の種類と台数の推定値から、同時使用率を用いてピーク時ガス量を算定した。

(3)ガスホルダーを需要地近くに設置することにより、ピーク時に製造所からその需要地に至る導管の輸送能力以上に需要家への供給能力を高めることができる。

(4)標高0mのA地点から標高50mのB地点へ、ガス比重が空気より小さい低圧ガスを供給する場合、 ガス流量がない状態でのB地点のガス圧力はA地点より低くなる。

(5)低圧導管のガス流量公式において、導管延長が4倍になると、他の条件が同一であれば、管内のガス流量は1/√2になる。

解答
正解→(2)2

(4)誤り A地点より低くなる → 高くなる

(5)誤り 1/√2 → 1/2

 

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