この教材は旧サイト「ガス主任ハック」(〜2026年5月)で公開していた解説を、2026年7月時点の法令に合わせて更新のうえ再掲載しています。
解説供給 part8 維持管理
検査・点検
| 識別式ガス検知器 | 【原理】 ・電気抵抗が温度に比例することを利用したもの 【特性】 ・検知対象は、すべての可燃性ガス成分 ・選択性はないが、メタンに対する選択性をも持たせることは可能 |
| 水素塩イオン化式ガス検知器(FID) | 【原理】 ・水素炎の中に炭素が入ると、炎の電気伝導度が増大する現象を利用したもの 【特性】 ・検知対象成分は、炭化水素に限られ無機化合物は検知できない |
| 半導体式ガス検知器 | 【原理】 ・半導体の電導度が雰囲気ガスの吸着によって変化することを利用したもの 【特性】 ・検知感度が高く、埋設管の漏えい検査に適している ・検知可能なガスは可燃性ガスに限定されない |
| サーミスタ式ガス検知器 | 【原理】 ・ガスと空気の熱伝導度が異なることを測定原理としたもの |
更生修理工法
- 更生修理工法は、導管の内面に成型材や液状樹脂を貼り付けること等により、漏えいを予防する工法
※恒久修理としては使えない - 更生修理工法には反転シール系、樹脂ライニング系等ある
目的と工法
| 工法の目的 | 工法 |
| 亀裂・折損漏えい | 反転シール系 樹脂ライニング |
| 継手漏えい | |
| 腐食漏えい | 樹脂ライニング |
| 地震時漏えい | 反転シール系 |
他工事管理
埋設導管の位置確認
パイプロケーター
- 導管の埋設位置を間接的に探査するもので、一般的に用いられているのは電磁誘導法の原理によるもの
地中探査レーダー
- 地中に向けて電磁波を入射し、埋設管で反射した電磁波をとらえて埋設位置を探査するもの
供給支障の防止・復旧
- 供給支障は、導管の水たまり、ダストづまり等によ導管輸送能力不足、ガスメーター及び整圧器等により発生する
- 導管の水たまりの原因は凝縮水、浸水、サンドブラストとがある
凝縮水
- 省略
浸水
- 地下水圧がガス圧力よりも高い場合に、導管の継手の不良箇所などから浸水する。
ほとんど、低圧導管にのみ発生
サンドブラスト
- 水道管の故障箇所からの浸水が周囲の土砂を巻き込んでガス導管に強く噴射し、ガス導管の管壁を貫通する現象
- サンドブラストによる供給支障は、対象の水道水が流入し続けることがあるので、広範囲に至る場合がある
- 中圧管でもガス圧力より、水道の圧力が高い場合には、サンドブラストが発生する可能性あり
手を動かす一問一答(旧サイトのミニテストより)
