供給 part5 防食設計と防食管理

この教材は旧サイト「ガス主任ハック」(〜2026年5月)で公開していた解説を、2026年7月時点の法令に合わせて更新のうえ再掲載しています。
解説供給 part5 防食設計と防食管理

腐食

腐食

  • 金属が化学的または電気化学的反応によって表面から消耗する現象
  • 電池において、電解質(溶液)に電流を流出する電極のことをアノード、電解質から電流を受け入れる電極のことをカソードという
  • 電解質の中にある2つの異なった金属を接続すると電流が流れ、アノードとなる金属が腐食する

自然電位

  • 自然電位が高い金属がカソード低い金属がアノードになる
  • 自然電位は高い順に、銅>鉄>マグネシウム

導管腐食

電食

  • 電気設備からの迷走電流に起因する腐食

自然腐食

  • マクロセル腐食とミクロセル腐食とがある
マクロセル腐食
  • アノード部とカソード部が明確に区別される
  • マクロセルの種類
    通気差マクロセル腐食、コンクリート土壌マクロセル腐食、異種金属接触によるマクロセル腐食
ミクロセル腐食
  • アノード部とカソード部が明確に区別されない
  • ミクロセル腐食の種類
    バクテリア腐食、通常の土壌腐食、大気中の腐食

その他

  • 黄銅バルブと鋼管が電気的に接続されている場合、鋼管がアノードとなり腐食する
  • 鋳鉄管と鋼管が電気的に接続されている場合、鋼管がアノードとなり腐食する傾向がある

防食

防食

  • 腐食の原因である電気化学的反応を防止すること塗覆装
  • 塗装や被覆によって、導管を覆うことで電気化学的な反応を阻止する電気防食
  • 防食しようとする鋼管をカソードとすることで達成される

 電気防食法

  選択排流法 強制排流法
特徴 ・導管と電気鉄道のレールを接続
・導管を流れる電流をレールに帰流させて防食
・電流の逆流防止で整流器が組み込まれている
・導管と電気鉄道のレールを接続する回路に直流電源装置を入れ、レールに排流を行う
長所 ・安価 ・導管を常時防食状態とすることができる
・外部電源法よりも安価に設置可能
短所 ・他の金属構造物への干渉及び過防食を考慮する必要あり ・電気鉄道への影響を考慮する必要あり
・他の金属構造物への干渉及び過防食を考慮する必要あり

防食設計

管対地電位

  • 土壌と導管との電位差

仮通電試験

  • 電気防食の設計は仮通電試験を行いその結果に基づいて行う
  • 防食効果を調査する仮通電試験は、地中に設置する仮電極に電源のプラス極を、対象物にマイナス極を接続して行う
手を動かす一問一答(旧サイトのミニテストより)
次の記述は 正しい? 誤り?0 / 0