基礎 part5 流体

この教材は旧サイト「ガス主任ハック」(〜2026年5月)で公開していた解説を、2026年7月時点の法令に合わせて更新のうえ再掲載しています。
解説基礎 part5 流体

流体

  • 非圧縮性流体
    密度が一定(縮まない)な流体
  • 定常流
    速度ベクトルが時間変化しない流れ
  • 非定常流
    速度ベクトルが時間変化する流れ
動粘度(ν)=粘度(μ)/密度(ρ)
ν(ニュー)、μ(ミュー)、ρ(ロー)

連続の式

  • 連続の式
    流れの方向に内径が変化する円管において、各断面を単位時間に通る流体の質量は一定
単位時間の質量流量(密度×断面積×平均流速)=一定

層流、乱流

  • 層流
    流体の各粒子がすべて流れの方向にのみ動く流れ
    流速分布は放物線状

    管壁に接する部分の流速は0、管中心部で最大流速
    平均流速は最大流速の1/2
  • 乱流
    流体の各粒子が流れの方向以外にも速度を持つ流れ(渦など)

    流速分布はほぼ均一
    平均流速は中心流速の0.8倍
  • 層流から流速を上げていくと乱流へ遷移(せんい)する

レイノルズ数

  • レイノルズ数
    流体の粘性力に対する慣性力の比を表す無次元数
レイノルズ数(Re)= ρ × u × d /μ
ρ(ロー):密度 u:流速 
d:管の内径 μ(ミュー):粘度

また、動粘度(ν)=粘度(μ)/密度(ρ)のため

レイノルズ数(Re)=u×d/ν

とも表せる

  • レイノルズ数は、管の内径平均流速密度比例し、粘度動粘度反比例する
  • 臨界レイノルズ数
    層流から乱流へ遷移するときの値(約2300

ベルヌーイの式

  • ベルヌーイの式
    流体に関するエネルギー保存則
    非圧縮性、非粘性流体の定常流で成立する
    ベルヌーイの式によれば運動エネルギー位置エネルギー圧力エネルギー3つの和は保存される
ρ×u2/2+ρ×g×z+p=一定
ρ(ロー):密度 u:流速 
g:重力加速度 z:高さ P:圧力
 ρ×u2/2ρ×g×z=一定
 運動エネルギー
 位置エネルギー
 圧力エネルギー

圧力損失

  • 層流の圧力損失
    平均流速・管の長さ比例
    内径の2乗反比例
    ハーゲンポアズイユの式で表す
  • 乱流の圧力損失
    平均流速の2乗・管の長さ比例
    内径反比例
    ダルシー・ワイスバッハの式で表す

連続の式

質量流量(Qm)=ρ×(π×d2/4)×u=一定
ρ(ロー):密度 d:管径
u:平均流速 π(パイ):円周率
※ π×d2/4→ 円の面積
{(d/2)× (d/2) ×π→半径×半径×円周率}

密度(ρ)が一定の場合、体積流量Q
体積流量(Q)=(π×d2/4)

レイノルズ数(Re)

レイノルズ数(Re)= ρ × u × d /μ
ρ(ロー):密度 u:流速 
d:管の内径 μ(ミュー):粘度
手を動かす一問一答(旧サイトのミニテストより)
次の記述は 正しい? 誤り?0 / 0