この教材は旧サイト「ガス主任ハック」(〜2026年5月)で公開していた解説を、2026年7月時点の法令に合わせて更新のうえ再掲載しています。
解説供給 part3 ガスメーターとその管理
ガスメーターの種類
| 膜式 | 回転子式 | 過流式 | サーマルフロー式 | |
| 原理 | 実測 | 実測 | 推量 | 推量 |
| 使用圧力 | 低圧 | 低圧、中圧 | 中圧、高圧 | 中圧 |
| メーター前後の直管の要否 | 不要 | 不要 | 必要 | 不要 |
| メーターフィルターの要否 | 不要 | 要 | 要 | 要 |
ガスメーターの故障
不動
- ガスはメーターを通過するがメーター指針が動かない故障
不通
- ガスがメーターを通過できない故障
器差不良
- 計量しているガスの影響、部品の摩耗等により器差が変化し、計量法で規定された使用公差をはずれる故障
感度不良
- 定められた小流量のガスをメーターに流した時、指針に変化が現れない故障
あおり
- メーターにガスを通じたとき、メーター出口側の圧力変動が著しくなり、ガスの燃焼状態を不安定にする故障
検定
| 対象 | 内容 | 適用除外 |
| 取引用に使用されるガスメーター | 計量法の基地により検定を受け、これに合格したものでなければならない | 口径250mm超、 圧力10kPa超、 実測湿式ガスメーター |
検定の有効期間
- 検定を受けた翌月1日から起算して10年。
- ただし、使用最大流量Qmaxが16㎥/hを超えるものは7年
使用公差、検定公差
器差
- 計量器であるガスメーター自体の有する誤差
- 以下の式で表す
E=I-Q/Q×100
E:器差(%) Q:基準器の指示量
I:被試験メーターの指示量
E:器差(%) Q:基準器の指示量
I:被試験メーターの指示量
検定公差
- 検定を受ける際の許容器差
- 検定公差は、使用最大流量では±1.5%の範囲内とされている
使用公差
- 需要家に取付けて使用中のガスメーターの許容器差
- 使用公差は、検定公差より広く設定される
マイコンメーター
マイコンメーターの機能
| 使用最大流量1~16㎥/h | 遮断機能、復帰機能、警報機能 |
| 使用最大流量25㎥/h以上 | 学習機能 |
遮断機能
- ガス栓誤開放やゴム管外れ等により、メーター下流側に異常な大流量が流れた場合に遮断
- メーター上流側のガス圧力が0.2㎪以下になった場合に遮断
- 250ガルを超える地震を検知した場合に遮断
復帰機能
- 省略
警報機能
- 内管での少量漏れや口火の連続使用等、30日間連続してガスが流れ続けた場合、ガス漏れ警報を表示する
その他
- 圧力スイッチは金属ダイヤフラムによる差圧検知方式で正常なガス圧力のかかった状態でOFF(通電停止)ガス圧力が異常低下するとON(通電)になる構造である
手を動かす一問一答(旧サイトのミニテストより)
