📘 各問題(Q)をタップすると解答(A)が開きます。まず自分で答えてから開いて答え合わせ。間違えた問題はメモして反復しましょう。
① 水質有害物質特論 全15問→9問で合格
Part A | 〇×問題
六価クロムは酸化処理によって除去する。
× 酸化ではなく還元処理。酸性下で還元剤によりCr³⁺にし、その後水酸化物沈殿。
シアンはアルカリ塩素法で酸化分解して処理する。
〇 CN→シアン酸CNO→分解しN₂+CO₂へ。
ヒ素は鉄(III)共沈で除去できる。
〇 水酸化第二鉄共沈。As(III)は酸化してAs(V)にすると効率が上がる。
水銀の定量には還元気化原子吸光法(冷蒸気法)を用いる。
〇 水銀専用の分析法。
両性金属はpHが高いほど水酸化物として安定に沈殿する。
× 両性金属(Zn,Pb,Al,Cr³⁺)は高pHで再溶解する。
フッ素はカルシウム法だけで排水基準まで容易に下げられる。
× 消石灰でCaF₂沈殿+アルミ凝集の2段で基準達成。
硫化物沈殿法は水酸化物沈殿法より低濃度まで金属を除去できる。
〇 硫化物は溶解度が極小。過剰硫化物の管理は必要。
揮発性の有機塩素化合物はばっ気(ストリッピング)で除去できる。
〇 揮発性を利用。活性炭吸着と併用が多い。
シアンを含む試料は酸性にして保存する。
× アルカリ性で保存。酸性だとHCNが揮散する。
六価クロムの分析にはジフェニルカルバジド吸光光度法を用いる。
〇 六価クロムの定番分析法。
ICP質量分析(ICP-MS)は微量金属の高感度分析に適する。
〇 超高感度。
ヒ素・セレンの原子吸光分析には水素化物発生法が用いられる。
〇 水素化物発生原子吸光法。
1,4-ジオキサンは生物処理で容易に分解できる。
× 難分解性。促進酸化(AOP)が有効。
アルキル水銀とPCBは「検出されないこと」が排水基準である。
〇 最も厳しい基準。
重金属を含む試料は硝酸を加え酸性にして保存する。
〇 冷暗所で保存。
Part B | 穴埋め問題
六価クロムは( )下で還元剤によりCr³⁺にしてから水酸化物沈殿させる。
酸性
シアンの処理で代表的な方法は( )法である。
アルカリ塩素
ヒ素は( )共沈によって除去する。
鉄(III)(水酸化第二鉄)
水銀の公定分析法は( )原子吸光法である。
還元気化(冷蒸気)
フッ素は消石灰で( )として沈殿させる。
CaF₂(フッ化カルシウム)
セレンの6価は( )して4価にしてから処理する。
還元
シアンの分析は( )-ピラゾロン吸光光度法を用いる。
ピリジン
揮発性有機塩素化合物の分析は( )GC-MSを用いる。
パージ・トラップ(またはヘッドスペース)
フッ素の分析は( )クロマトグラフィーで行える。
イオン
アンモニア性窒素の分析は( )青吸光光度法を用いる。
インドフェノール
自己採点:A_/15 B_/10 合計_/25(20点=80%以上で本番安全圏)
② 大規模水質特論 全10問→6問で合格
Part A | 〇×問題
硝化は嫌気(無酸素)条件で進行する。
× 硝化は好気条件。無酸素条件で進むのは脱窒。
脱窒には有機物(水素供与体)が必要である。
〇 脱窒菌は有機物を電子供与体に使う。
生物学的脱リンは、嫌気でリンを放出させ好気で過剰摂取させる。
〇 好気で過剰摂取(luxury uptake)し汚泥として引き抜く。
SVIが高いことはバルキング(汚泥膨化)の兆候である。
〇 沈降性悪化=SVI上昇。
カスケード利用とは、汚れた水をきれいな工程へ回して使うことである。
× 逆。きれいな水を要求度の低い工程へ順次再利用すること。
調整槽は流量・水質の変動を吸収する役割をもつ。
〇 負荷変動の均一化。
リンはMAPやHAPとして晶析回収できる。
〇 MAP=リン酸Mgアンモニウム、HAP=ヒドロキシアパタイト。
嫌気性消化ではメタンを回収しエネルギー利用できる。
〇
硝化を進めるにはSRT(汚泥日齢)を短くするとよい。
× 硝化には長めのSRTが必要。
パルプ・製紙排水では色度・CODが問題になりやすい。
〇 リグニン由来。
アンモニアストリッピングは低pHで行う。
× 高pHで遊離アンモニアを揮散させる。
鉄鋼業のコークス炉排水はフェノール・シアン・アンモニアを含む。
〇
濃厚排水と希薄排水は混合して処理する方が効率的である。
× 性状の違う排水は分別して個別処理が効率的。
難分解性CODにはオゾン酸化や活性炭吸着が有効である。
〇
後段の処理設備を増やす方が、発生源対策より合理的である。
× 発生源対策の方が合理的。
Part B | 穴埋め問題
窒素除去の主流は、生物的( )法である。
硝化脱窒
好気条件でアンモニア→亜硝酸→硝酸へ進む反応を( )という。
硝化
無酸素条件で硝酸→窒素ガスへ進む反応を( )という。
脱窒
汚泥の沈降性指標で膨化の兆候を示すのは( )である。
SVI(汚泥容量指標)
BOD負荷[kg/日]=排水量×BOD濃度÷( )。
1000
生物学的脱リンの代表プロセスは( )法(A/O法)である。
嫌気好気
汚泥処理は 濃縮 →( )→ 脱水 → 焼却 の順で行う。
消化
リンの晶析回収物質は( )やHAPである。
MAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)
除去率[%]=(流入−流出)÷( )×100。
流入濃度
曝気槽内の活性汚泥浮遊物質濃度を( )という。
MLSS
自己採点:A_/15 B_/10 合計_/25(20点=80%以上で本番安全圏)